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「学問のすゝめ」 から学ぶ 笑顔と人見知りについて

1万円札の絵柄がつい先日、
福沢諭吉から渋沢栄一に変わりました
今回はその福沢諭吉の話です。
福沢諭吉と聞いて「学問のすすめ」が
頭に浮かぶ人はいらっしゃるでしょう
正式には「学問のすゝめ」
発行は明治時代で当時340万部も売れ
当時の日本人のなんと10に1人が読んだ
と言われています。
そして皆さんよくご存じの言葉
「天は人の上に人を造らず
      人の下に人を造らず」
があります。

では、
この「学問のすゝめ」の最後の言葉を
ご存知でしょうか。
私は全く知りませんでした。
法政大学法学部教授の河野有理氏が
福沢諭吉についてお話されたことを
耳にし初めて知りました。

「学問のすゝめ」の最後の言葉は
「人にして人を毛嫌いするなかれ」

江戸時代に産まれた福沢諭吉は
様々な学びを得て
自分の意見を伝えようとすると
封建国家で身分制度があり、
上下関係が非常に強い中
意見することは異議申し立てに
捉えられてしまい、
ひいては罰せられる事に
非常に違和感を持っていました

福沢諭吉は
意見を相手と交わせる世の中が
望ましいと考え、
議論を大切にしていたのです。
そして
議論で争うことになっても
相手を尊重し笑顔で接することの
大切さを説いています。
更に、
人を毛嫌い=人見知りをせず
誰の話も聞き、
相手が優れていても
足を引っ張る行為や嫉妬心を
持たないようにと説いています

福沢諭吉が笑顔の大切さと
人見知りについて
「学問のすゝめ」で説いていたとは
驚きました。
現代社会においても
笑顔を大切にし、
まずは誰に対してもフラットに
耳を傾けることは重要です。

まだまだ1万円札で福沢諭吉を
見かけることがあるかと思います
その時は
「人にして人を毛嫌いするなかれ」
の言葉を思い出して
笑顔を忘れず、苦手な人にも
先ずはフラットに耳を傾けたいです

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン






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