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強さには2種類ある 〜安定は不安定 不安定は安定〜

強さには2つの側面があるのではないか
この話をVoicyで荒木博行さんが
話をされていて、とても興味深く
考えるきっかけをいただきました。

強さの2つとは、
表面上の強さと表には出ない裏の強さ

外見上がっしりとした人は見るからに
強さを出し、また口調がキツイ人も
ある意味強さを見せつけている。
或いは社会から認められる地位や
能力を持ち合わせ成功を射止めた人
物質的豊かさを持ち合わせている人等
表面上の強さに該当するかと。

一方、裏の強さは
自分の弱さを認められる強さ。
自分の苦手な部分を把握して
謙虚な気持ちで周りに対し
自己表現が出来る人。
この、謙虚な気持ちを持たず
ただ自分が出来ないことを言い
助けを求めるだけの人は
裏の強さがあるのではない。

転職前の私は、管理職に就き
自分の弱さを認められず
″自分は強い、だから全て背負う
何があっても安心して任せて″
と強さばかりを全面に出し
実は自分の弱さにベールをし
全く強くなんてなく、
自分で自分を苦しめているだけに
過ぎなかった、
と今なら分かります。
いつも周囲から頼られることを
強さの糧としていた私。
周りの人に自分の弱さを見せる事が
自然に出来ていたら良かったな、と。

自分の弱さを意図せずに、
他人に見せられる人は強い。
弱さを見せることは ″ あざとい ″
″ 恥ずかしい ″ ではない。
強さの象徴は直線的なイメージですが、
それは表の強さであり、
裏の強さは しなやかで柔軟性に溢れる。

年齢や環境と共に、
人は強さの割合が変わっていくのかな
と自分を振り返りながら考えています。

どんなに安定した場所にいても
それはずっと続くとは限らない
実は不安定なところかもしれない。
反対に、不安定だと思っていれば
常に気をつけているから安定する。

『安定は不安定  不安定は安定』

目指したい強さは
優しさを兼ね備えて
弱い枝を風に揺らしながら
しなやかで柔軟に生きている
一見強くは見えないけれど
実は強く美しい柳の木。
そんな強さを持ちたいです。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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