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6月の夜 都会は輝き田舎はバイクの騒音とカエルの合唱のコラボが聴こえる

遅番シフトで帰宅し、汗だくのお洋服を洗濯し
ザッとシャワーを浴びコーヒーを淹れています
洗濯が終了したら今日のお弁当をさっさと作り
ゆっくりお風呂に浸かりお布団へ。

今まさにコーヒーブレイクをしようとしている
深夜静まり返る自宅周囲、ではない。
6月の田舎は夜はうるさい。
カエルの合唱が始まっている。
自宅近くの田んぼには
カエルは種類が様々生息しているようで、
鳴き声がよく聞く"ケロケロ" "グーグワッ"や
私の苦手な牛ガエルの
"モーッモ"(モが濁る)ッ、モゥ〜"
音階も様々で
さながら、合唱曲を毎晩練習してるよう。

そんな深夜2時半過ぎに爆音が。
バイクの"ブーンブンブン" "ブルブルブルッ"
きたきた。暖かくなると深夜に聞こえてくる
哀しい爆音、、、。暴走バイク。

東京に時折行く機会があるけれど、
1度も暴走バイクを見たことはないですし
あの爆音を耳にしません。
先日銀座の夜を歩き、その2ヶ月前近くは
麻布台ヒルズを歩いたけれど、
バイクはもちろん走行するも、宅配や
通勤かまたはお洒落なバイクは見かけたものの
爆音の暴走バイクは見かけなかったです。

田舎の自宅にて聴こえるカエルたちの合唱と
コラボしているバイクの暴走音。
なんとも不協和音で、物悲しくなる私。

私の知人がある朝、
自宅前に停めているマイカーに
裸で眠る少年と改造されたバイクを発見。
驚くも即警察に連絡。
少年は飲酒後に知人宅を自宅と間違えたと。
親の車と勘違いし何故か裸で車内に。
更に車内で排尿していて最悪の事態に。
車は新車になったけれど、
後味悪いと話す知人。
暴走バイクの音を聞くと思い出してしまう話

もし都会で(裸でなくても)
暴走バイクがいたら
私はこの上なくカッコ悪く感じます。
更に、何となく
気の毒に感じてしまう気がします。
キラキラ輝く都会。
ブランドショップが立ち並び、
歩く人の多くは
スタイル抜群、美しく歩き
残り香が性別問わずフワッと香る、、、。

都会には似合わない暴走バイク達。
田舎だからこそ、ブンブン!と爆音で
自分を誇示出来るんでしょうね。
それは自分を鼓舞しているのかもしれません。
でも、カッコ良くは私には思えません。
そう考えると、
梅雨の合唱祭に向けて毎晩練習するカエルたち
(勝手に合唱祭をイメージしています)
苦手な牛ガエルの声でさえ、
それぞれ本来は生きるために鳴いているけれど
楽しんで鳴いているようにも思えて、
ほんの少し愛らしく微笑ましく聴こえてきます

自分を表現するのも、
どこにいて どこに属しても良いけれど
他人が見たら不恰好であったとしても
自分なりに楽しみつつも、
胸を張って生きます。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン


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