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求められていないアドバイスは やめよう

私の働く病棟にはドクター、ナース、薬剤師、
理学療法士、言語療法士、心理士、放射線技師
看護助手、保育士、事務職員、更に多くの業者
(清掃、医療精密機器メンテナンス等)の方が
働いています。

私はこの職場に転職し2年経ちますが、
転職したばかりの頃、私と全く業務内容の違う
ある業者の方から私の業務について指摘と指導
アドバイスを受けました。
「この業務ってこの時間にするんじゃない」
「ベテランはこうやってるから真似したら」
「これってやり方あってるの?」
などなど・・・多くのことを言われたのです。
その方は全くの他業種とは知りつつも、
長きに亘りこの職場に働いている人であるのは
様々な業種の人に対するその人の口調で
よく分かりました。
転職したばかりの私は、
その方からの指摘とアドバイスに対して
「ありがとうございます」
とお礼を言って感謝していました。

しかし、少しずつ自分が仕事を覚えていくと
その人から言われたことが間違っていたり、
そもそも異業種の方から指導やアドバイスは
おかしいのでは?と不信感を覚え始めたのです
同僚にその人からの指摘とアドバイスの話を
すると、
「あーあの人っていつも入社したての人に
 まるで自分の後輩みたいに色々言ってくるのよ
 それが問題になってるんだよね・・・
 やっぱりkururiさんも被害に遭ってたんだ・・・
 無視するのが1番なんだけど、
 kururiさんの性格じゃできないよね・・・」
と。
同僚に聞いて腑に落ちました。
それからはその人からの話は
「ありがとうございます」
とは言っても、感謝の気持ちは持たず
サッとその場を後にするようにしています。

今、新人さんが入社してきており、またその人は
指摘や指導をしています。
その方の勤務する会社の役職の方がいらした際
別の業者から
その人へのクレームが相次いだとのことで
その人は一時的に休暇を取り最近また復帰。
以前と変わらない口調で多くの人に指導や
アドバイスをしています。

人は本当に困っていたり、相談したいこと、
聞きたいことがあれば、
時間と場所、そしてその話を聞く相手を選んで
自ら聞くものです。
アドバイスや忠告は、
指導を任されたメンターにあたる人がするのは
当然。
そうでなければ、
求められないアドバイスをするのは
″お門違い″ になります。

このことはVoicyで木下斉さんも仰っていること。
″親切心からやってあげている″ と言って、
こちらが頼んでもいないアドバイスをどんどん
してくる人には
「ありがとう」とサラッと言って
関係性を断つことを推奨されています。
そのような相手とまともに話をすること自体、
自分の大切な時間が奪われることになり
勿体ない、と。

とは言え、自分の胸に手を当てれば、
困っていそうな人にアドバイスをしたことが
あったな・・・と反省しています。

『求められていないアドバイスは しないこと』
この一言に尽きるのです。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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