久保憲祐
つい最近、アイデアソンを無事走りきることができた。 地元の商業施設が若者に愛されるにはどうすればよいかを考えるイベント。 地元の見ず知らずの大学生が集まって、一緒にアイデアを考えるイベント。 実験室にこもりっきりの僕が、初めて大学を飛び出して成し遂げたイベントだった。 まず初めに、なぜこのイベントに参加したのか。 単純に、ワクワクしたからだ。 大学院生活。大学生の時とはモチベーションが違う。 大学にこもりっきりで仲のいい同期もいない中、僕はちょいと億劫な気持ちだった。 別
「今の話聞いてどう思いました?」 「髪切ればいいじゃんって思った」 「あー。付き合えないわー」 昨日の帰り道。 女の子のお風呂事情を聞いた時のこと。 お風呂に入って、髪を丁寧に洗って、ドライヤーで完全に乾かすまでがお風呂で。 その工程に1時間かかると聞いた時に、僕は「髪を切ればいいじゃん」って素直に答えた。 たまに、その人の背景をうまく理解して、寄り添うことができなくなる時がある。 根本的に解決したいのか、自分のことで精一杯なのか、自分が強くなりすぎたのか。 それは全
夜に秋を感じる。 目に残る青さ、忙しない音、湿気に混じるにおい。 確かにあった感覚が感じられなくなりつつある。 少しずつ夏を忘れ始めている。 少しずつ冬への渇望が和らいでいく。 何かを失っても、何かを得ても。 その時その時の瞬間は、 いつかは忘れてしまうんだろう。 ならば世間に身を委ねられたら。 目の前の景色に素直になれば、 いつかは幸せになれるのだろうか。 心の中に違和感を残す。 頭の中では理解できているのに。 体は思うようには動かないらしい。 自分と世の中の繋
人間観察が趣味と言うとキモがられる。 けれど自分は、 経歴は、証拠であり、 言葉は、生き様であり、 行動は、その人を表していると思っている。 だから、人間観察はやめられない。
先週末は、薩摩会議の学生クルーとして朝早くからあっちこっちと飛び回った。 参加者はすごい方ばかりで、情熱でムシムシの環境は、僕の特性:人見知りを最大限に発動してしまう。 こういう時は、だいたい人間観察をしてしまうのだ。 “会議”なのに“人間観察” それでも、たくさんの情報を吸収し、反芻し、自分なりの言葉を模索し続けた。 発言する機会は少なかったが、心の中の「リトル久保」と何回対話したことだろうか。 きっと、人は他者との会話だけでなく、自分自身とも会話をするのだろう。 山
田舎出身の僕。 田舎に住んでいて耳にするのは、 「何もない」「出る杭は打たれるよ」 こんな言葉ばかり。 なんで悲観的なことばかりしか言えないんだろう。 何とかしないといけないよな、と頭の中でぐるぐると渦巻く。 けれど、何をすればいいのだろう。 それが全然わからない。 そんな感じで大学6年目を迎えた。 地元の大学にいるのに、生まれ育った田舎に貢献できていないもどかしさを抱えてばかりだった。 けれど、田舎で活躍している人ってたくさんいる。 ご縁でつながった人たちに、 「
最近すっごく思うこと。 「何かしたいな~」って思うときは、ときめきをくれる”誰か”がそばにいてくれたときなんだよね。 だから、数少ない出会いを恐れてはいけないし、ときめきを与えられるような人にもなっていたい。 けれど、健康がないと何もできない。 口内炎が鎮座し、風邪が邪魔をする。
「人が良すぎですよ」って後輩にアドバイスをもらった。 表面ではそうかもしれないけれど、 僕の中に眠っている「信念」が、そうさせているだけ。 自分が決めた約束を守りたいだけなんだよ。 僕は意外とひねくれているし、わがままなんだよね。
今回は、僕が研究しているモリンガについて書いてみようかと思います。 最近は、教育について考えることが多く、研究をおろそかにしてしまいがちです。農学の修士なのに、「どこに向かってる人?」状態だったので、とりあえず初心に戻るつもりで書いてみます。 モリンガとは・・・ モリンガは、インド北西部原産の植物です。 高温や乾燥に強い植物で、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されているそうです。別名ワサビノキとも言われます(名前の由来はのちにわかるよ!)。 海外では、「ベンオイルツリー」や
すべての人は、間に5人を介せば必ずつながるといわれている。 “必ず”なのかは分からないけど、どこかの偉い人が『六次の隔たり』とか言って仮定しているそうだ。 もしこれが本当であれば、大谷翔平さんだって間に5人通せば会えることができるし、 「僕は、大谷翔平さんの友達の友達の友達の友達の友達の友達です!」 と言うことができるのだ。 「嘘だろ!証明してみろ!」 って言われたのであれば、時間とお金をかけて証明してみればいい。 もしかしたら、ご縁があって大谷さんに会えるかもしれない。
近所のスーパーで怒鳴り散らすおっさんがいた。 レジにいたパートであろうおばちゃんに怒鳴っている。 「非常に迷惑です。今まではこうだったのに――――」 スーパーの模様替えのせいで、お目当てのものを見つけるのが難しかったらしい。 スーパーのおばちゃんがあきれている。 こりゃ大変な世の中だなと、悲しい気持ちになる。 模様替えを決めているのは、上層部だろうし。 このスーパーが不満なら、違うスーパーに行けばいいのに。 このおばちゃんは、パートさんだろうに。 敏感な僕はアレコレと
カッコいい人が言葉集めをしていた。 僕も真似て、心が動いた言葉を手帳に集めている。 5/2(木)のメモを見返す。 『誰かが一生かけて学びきれないものをこの世に残す』 出所が思い出せない。 けれど、自分が一番したいことがこれなのかもしれない。
僕は誕生日が下手くそだ。 祝うほうも、祝われるほうも。 誕生日はみんなにとって待ち遠しい一日になるかもしれないが、僕にとっては、そうでもない。 誕生日を祝うことへの下手くそさはピカイチだ。 共感してもらえる人もいるのではないか。いや、いないだろうな。 僕は、誰かの誕生日を祝うことに、とても悩む質である。 誕生日プレゼント何がいいかな。 でも、あの人がもらってうれしいものって何だろう? あの人ってどんな生活スタイルだっけ?何が好きなのかな? 意外と、「これだ!」というもの
先日、高校時代の友人が結婚した。 Instagramの投稿には、幸せそうな二人の写真が投稿されている。 もうそんな時期か…。 と、まだ社会人にもなっていないモラトリアム人間は思うのだ。 多分、このまま人生を歩んでいけば、色んな人やコト、本に出会い、たくさんのご縁で物事が進んでいくのだろう。 けれど、若気の至りは怖い。 嫉妬のエネルギーはものすごく、 自分の手に入れたいモノをコスパよく手に入れたいと思ってしまう。 結局生き急いでも、学生のままだし、 手に入れたいものは、人
僕には天敵がいる。 図書館のエレベーターの上ボタンだ。 僕は、大学の図書館でアルバイトをしている。 週に1~2回と少ないけれど、本や施設の管理をゆる~く行っている。 飲食店のバイトと比べると、とってもホワイト。 逆にホワイトすぎて、同じ給料を頂いても大丈夫なのかとすら思う。 それに加えて、新しい本ともふれあい放題。あざす。 しかし、一つだけ怖いものがある。 繰り返すけど、エレベーターの上ボタンだ。 あいつはものすごく怖い。 ただ上に行かせてほしいだけなのに。 ただぽち
先週の土日は、久々に充実していた。 手帳のスケジュールがほとんど埋まったことへの幸福感がたまらない。 決して、スケジュールがあることに幸福が生まれるのではない。 新しい「モノ・ヒト・コト・情報」に触れ、そこに感動が眠っているのでは!という、一種のギャンブルに、心が高鳴るのだと思う。 僕は、想いに触れるのが好きだ。 みんなが嫌いそうな「自分語り」を熱く話している人が好きだ。 いろいろな作品に触れて、物思いにふけるのが好きだ。 それらの背景を知り、未来の夢や希望に想いを馳せる