メロンパンナにメロメロ

風呂の中でつらつらと現在の男性が追いやられ女権が我が世の春を迎えている状況を考えていた。

思えば21世紀初めの2001年からは、ドラマなどでは「働く」と「恋」がテーマだったように思える。
松嶋菜々子の「やまとなでしこ」 阿部寛と篠原涼子の「アットホームダッド」などはよく覚えている。

しかしながら昨今のテレビドラマはもうこういった20年前のドラマの構造をなぞることしかできていないのでは?
とも思えてくるし、女性のロールでパッとするものが出てこない。
CAに建築にと女性の社会進出に合わせて色々な職業を演じるドラマがあった。
今はもはや働いていることは当たり前なので目を引かない。
LGBTに関しても金八先生で上戸彩が性同一性障害の女児を演じていた。

「あぁなりたい」「こうなりたい」が叶えられる状況になって女性たちがやっているのは、
ホスト狂いとパパ活という売春なので世も末という印象はある。

しかし、この綺麗目ファッションとメンズメイクの流行を我々は経験しているではないか。
そう、バブル崩壊からのストリートファッション、純愛の流れだ。

キムタクはジーンズを履き、ギャルが発生した。
その後「世界の中心で愛を叫ぶ」「恋空」などという
プラトニックさを売りにしたドラマが流行った。この流れは令和でも再現されるだろう。

次の十年で流行るのも、そういった「純愛」「ストリート」のどちらかになりそうだな、とオジサンは何となく思うのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?