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NPOと行政の関係構築

こんちは、かわこうです。

最近僕がプロボノとして支援している団体では、行政とどう関係を構築していこうかとお悩みです。

NPOが安定的な運営をしていくには、行政から委託を受けられるかどうかというのは重要なポイントだと僕は思っています。

僕が今支援している領域は、福祉系で、例えば、相談対応窓口をこれまで行政が直営でやっていたものをNPOに委託するとかいうことですね。

この話を先方にはしていて、ぜひ行政との関係構築を頑張っていきたいということでやっていただいているところです。

ただ、どうやって関係構築していったら良いか、これはまあまあ難しいところです。

いきなり委託を受けることはできないので、団体の活動を認知してもらったり、定期的に役場に通って関係を作っていく必要がありますよね。

まずは団体としてしっかり活動の成果を出していくということは重要。
行政が仮に何かを委託するとしたら、委託先がどういう団体か、実績があって、今後も安定的に業務を進めていけるかどうかというのは大きな点です。

そのためにも、ある程度長い期間団体として運営してきたという実績も必要なので、そういう意味では時間も必要ですね。

その上で、ちょっと気をつけていただきたいことがあります。

NPOの方々が、その活動している分野について、熱い思い入れがあるというのはとても素晴らしいことです。
むしろ、それがあるから、行政もNPOと組んで事業を進めていこうと思うわけです。

という前提で、行政のことを批判的に表現したり、「もっとこうしないとダメですよ!」みたいに言ってこられると、その内容が的を射ていたとしても、印象は良くならないです。

団体の方が帰った後に煙たがっていると思います。

まあ当たり前ですよね。行政で働いている人も人間なので、自分たちのことを批判的に言ってくる人と一緒に仕事したいとは思いませんから。

厄介者扱いされるだけです。

それよりも、その分野において、協力的に一緒に未来を描ける団体と事業を進めていきたいわけです。

前向きで建設的な提案をしてほしいわけです。

一緒によりよい社会を考えていきたいわけです。

そういう視点は是非持っていただきたいところです。


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