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The Life in the United States 15.1 〜LWC サッカー編 〜

こんにちは、Kiyoです!
閲覧ありがとうございます!


只今絶賛遠征中でして、またしても隔離・バブル生活中です。


最近スケジュールについて一つ気づいたのですが

朝早く起きて、朝ごはんを食べる→ちょっと休憩して筋トレ→シャワー浴びて昼ごはん→ちょっと休憩→フィールドトレーニング→シャワーして夜ごはん→睡眠

こんな感じのスケジュールなんですが、


日の出と共に起床、朝ごはん→放牧→昼ごはん→昼寝→放牧→体洗う→夜ご飯→睡眠



多分、和牛とかいいとこの豚やトリってこんな感じのスケジュールだと思うんですよね。



いや、僕と同じじゃんね!
気づいちゃいましたね。


そんな訳で今回はLindsey Wilson Collegeでのサッカーシーズンに絞って書いていこうと思います。
次回は陸上編です!

1. シーズンスケジュール

アメリカの大学サッカーのシーズンはだいたい8月後半から11月始めくらいです。
そこからconference tournamentやChampionshipがあり、ポストシーズンまで残ると12月中旬くらいまでになります。

僕がいたのはNAIAというところでしたが、NCAAでもほとんど変わりません。

LWCは8月の第一週の月曜日から2週間くらいpre-season campがあります。
この時のスケジュールは結構パツパツで日本の高校のようにメンタル勝負です笑
Pre-seasonの一日のスケジュールはこちら参照にしてください。

9月になると15試合前後のconference league(地区大会)がホームもしくはアウェイで行われます。10月までの2ヶ月で13〜14試合を消化するので、雨とかで試合が延期になると週に3試合になったりもします。
このleague matchは11月にあるconference tournamentでのトーナメント表のスポットを決めるための試合で、有利なスポットを取るためにも毎試合重要です。

11月から11月半ばまでconference tournamentがあります。
トーナメントの山の数はconferenceによって前後しますが、僕がいた所では、13チームあったので3〜4回勝つと優勝でNational tournament(全米大会)のopening roundに進むことができます。
ちなみに、conference tournamentの3位もしくは4位(conferenceによります)までがopening roundまで進むことができます。

11月半ば、トーナメントが終わるとすぐに、Opening roundが始まります。
National tournament進出が決定した全米のチームを4チームずつに分けて全国大会の予選を行います。
conferenceはなんだったんだという感じですが。
グループのなかで一番ランキングの高いところがホームスタジアムになるので遠征になる可能性もあります。
LWCはTop10だったので、毎回ホームゲームでした。

そんなこんなで、opening roundを首位通過すると遂に全米大会です!
32チームに絞られOrange beach, Georgiaで大会が開催されます。
ミネソタ、ケンタッキーとビーチの無い州にいた僕としては、最高の時間です。

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暇があればビーチに行ってのんびりしました。
またday-offやrecovery dayには選手とビーチで遊んだり(recovery trainingしたり)していました。

National tournament Finalまで行くと、12月半ばまでとなります。

残念ながら僕のいる時は行けませんでしたが。



2. ホームゲーム

次にホームゲームの時に僕が何をしていたか。

だいたい試合時間の3時間前くらいにAT Roomに行きます。
行ったらまず会場設営です。
10ガロンのクーラーを2つ、ドリンクカップを大量、大きめのタオルを3つくらい、30リットルのアイスチェストと中にラップと大量このアイスバッグを両ベンチにセットして、自分のベンチに松葉杖やエアスプリント、AEDなどの救急道具をセットします。

これらをゴルフカートみたいので運ぶのですが(通称ゲーター↓)

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上記の量をいかに少ない往復数で持っていけるかが勝負です。テトリスの様に全てを緻密に積み込み、1回で終わるように積みます。(アメリカ人はそんなこと気にしないので、何回も往復します笑)

これをさっさと終わらせると、試合前のpre-treatmentまで少し時間ができるので、ゆっくりコーヒーが飲めます。

試合2時間前くらいからpre-treatmentが始まります。
テーピングやストレッチ、必要に応じてマッスルアクティベーションやリラクゼーションを行います。

NAIAの大学は規模の小さいところも多くATCがチームに帯同できないところもあるので僕が相手チームのテープやストレッチをすることも少なくありません。
なので、仲良くなってconference tournamentや次のシーズンでも「やぁ!」みたいな顔見知りになることも少なくありません。

そんなこんなで、各チームのミーティングが始まるので、自分のトレーナーズバッグとメディカルバッグに補充を済ませて試合に行きます。

試合後、アイシングや選手達の状態の確認をして何もなければそっこー帰ります笑



3. アウェイゲーム

アウェイでの違いは移動の有無ですね。
1日10時間を超える移動は途中で1泊しなくてはいけないので、10時間以内のバス移動のできる所がほとんどです。(州のルールで決まっています。)
なので、6時間くらいのバス移動はざらにあります。結構キツイです。朝4時に出たりします。笑
ひたすらYouTube見たり、論文読んだり寝たりします。
4時間くらいならすぐなのですが、6時間を超えると何をしてもずっと目的地に着きません。笑


(前泊することもあるので、そうすると着いたら練習に行って、夜トリートメントをして次の日の試合に備えます。)

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↑ヘッドコーチが移動中にゲームボーイをやっています。選手はゲームボーイなんて見たことないので、興味津々です笑

ちなみに帰りは試合が終わったらすぐ帰るので、またしても朝4時とかに帰宅するとかあります笑

そんなこんなで会場に着いたら、あとはテープやストレッチをしてすぐ試合です。
準備が少ない分、少し楽です!

ただ、遠征になると24時間付きっきりになるので子守みたいになります。
バスの中で気分が悪くなり、色々聞いたらスマホやゲームしてただの車酔いとか、朝方の3時くらいに電話かかってきて、悪寒がすごいやら。
そういった意味では気は抜けません。

あと忘れ物したらヤバいっていう気の抜けなさがあります。
僕は私生活だと忘れ物しまくりなので、毎回ビビって何回も確認してました笑



4. ソーシャル

試合前には相手チームのATのところに挨拶に行くのですが(どんなequipmentあって緊急時どうするよ的な)、その時、チームはアップ中なので少し話し込むこともあります。

色んなところでちょくちょく顔を合わす様になるので、仲良くなったり覚えてくれたりします。
今度書きますが、job huntingの時などにも助けてくれるのでツテを広げておくいいチャンスですね。



5. まとめ

ホームとアウェイでだいぶ勝手が変わりますが、試合に向けて逆算して動くということは変わりません。
なのでスケジュール組むのが上手じゃないと大変だと思います。

また、2ヶ月で15試合弱を消化して、さらに10時間以内の移動を含むアウェイが半分あるので、体調を整えておく事が大事かなと思います。
僕は体調崩さないので大丈夫ですが。

ATになりたい人はこの辺もポイントになるかと思います。
いざ学校入ってインターンしてからやっぱAT違うとなったら悲しいので。



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

BOC-ATC(certified athletic trainer)、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、英語学習、アメリカ留学、アメリカ就職などなど、僕にお手伝いできることがあれば、どしどしご相談ください。

あと、感想ありましたら、よろしくお願いします。

Everything is going to be fine.

Kiyo

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