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【直前期】編入面接のポイント


こんにちは、KKです。

もう編入試験本番シーズンということで、
今回は面接試験のポイントをまとめてみました。

面接いけるときのポイントと準備としてしておくべきこと、
そして、就活でオンライン面接をたくさん経験した私からのオンライン面接特有の注意点をお伝えしていきます。

実際に面接で聞かれた内容や面接の雰囲気を知りたい方は、体験記の方をご覧ください。


編入面接で話すときに意識したこと

・結論から話す
聞かれた質問に対しては、まず最初に短く結論を言ってから、
その理由や根拠を述べるようにしましょう。

・自分の考えを話すときは、根拠を明確にする
感情だけ、意見だけで話すのではなく、なぜそう思ったのか、何をきっかけに思ったのか根拠を明確にしましょう。
質問で自分の意見を求められているときは、読んだ本や新聞の内容を引用できると◎

・質問してもらえる(話を聞こうと興味を持ってもらえる)ような引っ掛かりをつくる
キーワードをちりばめたり、話す順番を工夫するなど、
試験官が質問したくなるような話し方ができるとよいですね。

自分が話したことに対して+αで質問されない場合もあります。
その場合は、「質問されるの待ち」をやめて
意識的に話す長さを長くする
ようにしましょう。

・知っていることと知らないことをはっきり話す
面接の中では知識の確認をされることがほとんどで、
中には自分が知らないことを聞かれることもあります。
「専門分野に関しては、自分は○○という本で、××を知りました。××の中でも△△については、編入後に大学の授業の中でさらに詳しく勉強したいと考えています。」

どこまでは、自分で勉強していて、
どこからは編入後に勉強するという境界線をしっかり示すようにしましょう。

教授から聞かれることの中に知らないことがあるのは、
仕方がないことです。
知らないことがあった時は、知ったかぶりせず、
正直に答えるのが1番です。

面接前に必要な準備

予め自分の考えを言語化しておく
頭の中の考えや思いを1度はアウトプットして、整理しましょう。

知識を知っている・理解しているから「説明できる」の段階へ
試験直前は、新しい知識をつけるのではなく、
今知っている知識を深め、知っている・理解できるではなく、
知らない人に「説明できる」段階にしておきましょう。

志望理由・編入後の学習計画をできる限り具体化
その大学ではないといけないんです!!という熱意が伝わるのが、
研究計画や編入後の計画の具体性です。
どんな授業があるのか、どんな先生がいるのか、
シラバスなどを使って調べ、
具体的に伝えられるようにしましょう。
余裕があれば、卒論指導をお願いする先生の論文を読んでおくのもいいと思います。

参考文献をまとめる
研究計画に使った書籍や自分の専門分野の基本書は、
「本のタイトル、筆者、内容」
「特に印象に起こったい内容とそれに対する自分の意見」
を述べられるようにまとめておきましょう。

オンライン面接のポイント

21卒にあたる私の就活では、面接がほとんどオンラインでした。
編入試験でオンライン面接初体験という方もいるかなと思うので、オンラインの場合に特に気を付けたいことをお伝えします。

①面接として必要な環境は整える
オンライン面接ということで、自宅で受ける方も多いと思いますが、
あくまでも面接になるので、オンライン環境・背景・服装といった最低限の環境は整えるようにしましょう。

目線の正面がカメラになるように。
背景は無地の壁がベストだと思います。

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②話すときは、はっきりと大きな声で。
オンラインだと、どこで話が終わるのかが非常にわかりずらいです。
できる限り大きな声で、
はきはきと話すことを心がけましょう。

③表情やリアクション、相槌も大きめで。
話をきちんと聞いていますという姿勢も伝わりずらいので、
相槌なども大きめを意識しましょう。

④話す分量としては、相手に合わせるのではなく、
自分の話したいことをいいきるくらい話して大丈夫。
オンラインだと誰かが話そうとしている様子が見てわかりずらく、
話すタイミングがかぶってしまい、順番を譲ったりという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?

オンライン面接では、何度の会話のキャッチボールをするというよりは、
聞かれた内容に対して、話したい内容を言い切るくらい1度に長く話す方がいいと思います。

面接に関する質問への解答

最後に、インスタでいただいた質問で伝えきれていないものについて、お答えしていきます。

①落ち着いて話せるコツは?

予めアウトプットを済ませておくこと
本番を意識した面接練習をすること

頭で考えてはいるけれどうまく伝えられないという状況になると非常に焦ります。なので、思っていること考えていることはあらかじめアウトプットしておきましょう。一度書き出して、頭の中を整理するのがおすすめです。

本番は、初対面の人といきなり話すことになります。
可能であれば、いつも相談している先生や友人だけでなく、
あまり接点のない先生にも面接練習をお願いしてみるとよいと思います。

②自分の将来についてどのくらい掘り下げられたか

編入後の学習計画(どんな授業をとる予定か)
研究計画(卒論の方向性、方法、指導教授)
編入した大学卒業後の進路(就職か大学院進学か、どんな職種か)

将来についてはこのくらいで聞かれました。
編入後について、大学卒業後について何も考えられてませんというのはまずいと思います。
特に3年次編入生は基本的に在学が2年と限られた時間しないので、
かなり明確にどんな授業をとるかや、卒業後の進路について考えておく必要があります。
決まっていない場合にも、「現段階では、…」とある程度は伝えられるようにしましょう。
編入後に変わっても問題ありません。(私は院進学と伝えましたが、結局就職してます。)

③「学歴のために編入するのか?」と問われたときの対処法

学歴のためと答えると100%落ちます。
というか、そこの大学でないといけない理由・必要性が伝えられないと、どれだけ優秀でも落ちると思ってください。

②の質問と関連しますが、
「将来○○という職業につきたいと考えており、そのためには大学で××を勉強する必要があるので編入学を志望しました。」
という回答の仕方が良いと思います。
またそのうえで、「××について学びたいと思ったときに、御校では□□という授業や××を専門としていらっしゃる△△教授がいらっしゃるので、ぜひ先生のもので研究をしたいと思い、御校を志望しました。」と他の大学と志望校を差別化し、志望理由を伝えられるようにしましょう。

あとこの流れで大体「なぜ浪人はしなかったの?」と聞かれます。
この時の解答も予め考えておきましょう。

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面接自体がはじめてという方も、
もしかしたらいるかもしれませんが、
しっかりとした準備と本番を見据えた練習をすれば大丈夫です。

がんばれ、受験生。

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