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みのりんを"色"で表すと?

Q:みのりんを””で表すと?

みのりんこと茅原実里さんのファンクラブ「M-Smile」の最後の会報に収録されるメッセージの募集要項のうち、「みのりんの〇〇」という項目がありました。そしてその中にはいくつか質問があり、好きな出演作品や好きになったきっかけなど即座に答えが出てくるものから改めて言葉にするために考えをまとめる必要がある内容まで様々でした。
その中の一つに「みのりんを””で表すと?」という質問がありました。
この問いかけに対しての私の反応は、即座に色が浮かび上がってからすぐに他の色も浮かび上がり、あれもこれもとまさに”色々”なイメージが出てきました。それから改めてその色が浮かび上がった理由を整理しました。

今回は感想レポや思い出の振り返りとは違って、どちらかというと考察でしょうか。もちろんレポ記事も振り返りも考察しながら書いていますが。
なので全然意見が合わないとか正しいとは思えないとかあるかもしれませんし、逆に見解が一致したり見識を深められたりするかもしれません。どうなるかを見てみましょう。



■私の投稿したメッセージ

まずは私の投稿を振り返りましょう。

青です。
どこまでも果てしなく広がる、晴天の雲一つない青空のように気持ちの良い青です。

投稿当時の私は「青」という答えに辿り着いたようです。理由も添えていますが、文章が簡潔なのは会報の1コーナーの中で沢山の質問のうちのひとつということです。この系統のメッセージ募集の掲載はページ数や割り当ても考慮すると短文が好まれる傾向ですね。逆にみのりんへのメッセージなどは長文でも(限度はありますが)問題無く掲載されることもありました。

まぁ今回は採用されませんでしたがね(笑)。

というか今回他にも沢山送ったメッセージは全滅なので、ラスト会報に私の名前は残りませんでした。悔しいですね。けど・・・なんくるないさーなんくるないさ!がミスサンシャインの教えですね。
ちなみに、なんくるないさダンスを初公開した時のみのりんは「青」ですね。(水色かもしれませんが分類として青)

「青」にした理由はメッセージの通りですが、そこに至る経緯はどんな想いが浮かんで答えにしたのか、改めて振り返ってみていきます。

■どんな色がある?何から連想した?

CDやライブ円盤のジャケット、ライブのロゴ、ライブの風景やMVの演出、衣装、歌詞・・・本当に沢山のみのりんを見ることができて嬉しい限りです。その中でも特に印象的なものが人それぞれにあると思います。だからこそ、みのりんの色は?と聞かれたときに思い浮かぶのは、その色を連想するイメージ元のみのりんだと思います。
いくつか例を挙げてみてみましょう。あれがないこれがないとかあると思いますが、私もあれも載せたいこれも語りたいとか山のようにあります(笑)。
それこそ『白みのりんと言えば?』というテーマだけで高カロリーの記事が出来上がります。
※画像のチョイスはあくまでイメージです。私が色で連想するみのりんがこれというわけではありません。

・白、純白、ホワイト

profile_B-side Collection仕様

原点ですね。むしろ、どのイメージ元をチョイスするのか迷いましたし、連想したイメージがその人にとっての純白みのりんなのかもしれません。
そして、表す色=目で観える色とは限りませんね。例えば純白と表すイメージを「純白サンクチュアリィ」の人もいると思います。純白サンクチュアリィのCDジャケットは純白ではありません(むしろ漆黒)し、MVでは純白と漆黒のみのりんが入り混じっています。
余談ですが、純白サンクチュアリィの裏タイトルは『漆黒ビートベイベー』。気になる人はmessage01をチェックしてみましょう。

Message01_ジャケット

・黒、漆黒、ブラック

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みのりんと言えば、眺めていて吸い込まれそうなくらいとても綺麗な黒髪ですよね。本当に素敵です。だからこそ純白の衣装に身を包んだみのりんの髪の毛の美しさも際立つのかもしれません。

髪の毛以外で言えば、黒い衣装が多いイメージがありますね。撮影で使うものからジャケットやMVなど。繰り返しになりますが、純白のMVには漆黒のみのりんが登場しますし、楽曲「Defection」のMVはスタイリッシュブラックです。普段着や撮影の衣装で言うと、初期の頃の方が黒色が多かったイメージです。

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・灰、グレー

エイミー

そんなイメージのみのりんがあるかな?と思いましたが、意外とすんなり出てきました。衣装が、という意味でこの画像かと思ったのですが「灰かぶり姫(シンデレラ)」を無意識のうちにエイミーとリンクさせたのかもしれません。

・茶、黄土色

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茶髪みのりん。企画とかの撮影だと奇抜な髪型やウィッグなどでショートや原色の髪の毛に変身することはありますね。みのりんカレンダーなどは茶髪も多い記憶があります。まぁ黒髪メインが圧倒的ですが。

衣装も時々見かけますね。季節的に秋とか冬の時に多いイメージですね。特にこの2020年のブログ画像は、景色も相まって秋の季節の雰囲気に自然に溶け込んでいるみのりんの風情が最高です。

・赤、深紅、ワインレッド、エンジ、レッド

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↑みのりんカレンダー【机上タイプ】です。
とにかく赤青白黒は断トツにイメージが強いですね。それだけ多く使われてきたと思いますし、発信するメッセージも影響力というか与える印象が強くなる気がします。
ライブでも赤曲はボルテージは一瞬で最高潮へ駆け上がりますね。
D-Formationツアーでは本公演ツアーでは各地で日替わり曲に赤曲と青曲を1曲ずつ披露し、追加公演のULTRA-Formation公演で赤と青のメドレー曲をやってくれました。今の曲数だったら赤と青の楽曲だけで1つのライブができそうです。赤コーナーは消費が激しいと思いますが(笑)。

衣装も赤い衣装や赤を取り入れた部分は多いイメージです。ジャケットやロゴもそうですね。

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・青、藍色、空色、浅葱色、瑠璃色、ブルー

雪、無音、窓辺にて。

ここで我らが長門有希さんです。
特に青ポジションのキャラというわけではありませんが、クールとか冷静とか、キャラソンのジャケット(何度も目にしているからというのもありますが)とかが要因でしょうか。
あるいは、みのりんに出会ったきっかけがそうだからということと、みのりんがずっと長門有希とともにあることが大きいかもしれません。みのりんはいつだって有希と呼んで寄り添って語ってきてくれました。私はみのりんと出会ってから15年間ずっとそうやって過ごしてきました。

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あとは同じタイミングですが、「Contactツアー」の衣装も水色なのでその印象も影響強いですね。その後も青いライブ衣装や撮影衣装は頻繁に出てきますし曲も青や空色をイメージしやすいです。初期のライブでは青いペンライトばかりが多かったのもありますね(笑)。

・紫、青紫、赤紫、茄子、パープル

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みのりん自身も紫大好きなので紫色も多いですね。
アルバム「Sing All Love」もそうですし、衣装も多いと思います。
特に2019年の秋以降、前髪を下したのもあって紫の衣装みのりんがブログに登場する率は相当でした。この時期のブログ画像を見返すとよくわかります(笑)。

↑のブログで「私の大好きな紫色」と宣言しています。ラジオでも言っていた気がしますね。

・桃、肌色、桜色、ローズ、ピンク

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どうしても衣装とかビジュアルのイメージが多くなってしまいますが、この色もまずはビジュアルから。しかし、ピンクの衣装とか桜の花、ローズピンクなど様々なバリエーションのピンクをこれまで纏ってきました。桜の季節をイメージするのにぴったりなカレンダーなどもその装いが多いですね。

そしてビジュアル含め楽曲や歌詞も全てを兼ね備えるのは「Innocent Age」ですね。ライブツアーのメインビジュアルもそうですし、アルバムのジャケットやリード曲「Love blossom」もイメージぴったしです。

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・緑、黄緑、深緑、グリーン

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断トツでサマキャン3を思い浮かべますね。グッズもライブTシャツとか座布団とか法被とかが緑だったので客席一面、緑で染まっていたイメージが印象深いです。
その他やはりカレンダーの”ちはらみどり”が多いですね。

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↑レッドとブルーも来てくれたようです。
これは2013年のみのりんカレンダーですが、この年は月ごとのテーマが色なので言葉通り色々なみのりんを見ることができます。

そしてみのりんサンタ(緑)。行きましたねみのりんサンタに会いに、いやブログを読み返してみたら「私は初のツリーになってみました🌲」とありました。改めて本当にみのりんの感性は唯一無二ですね。

・黄、橙、山吹色、イエロー、オレンジ

サマドリ5特設サイト

この色のジャンルは、楽曲の方がイメージ強いかもしれませんね。
オレンジと言えばUO(サイリウムのウルトラオレンジ)一色に染まる客席を想像します。
そして、初の河口湖ライブであるサマキャン1。ロゴ、グッズラインナップから何からオレンジ尽くしです。明るい時間帯で野外なのでUOの代わりにオレンジのフラッグが一面を埋め尽くしてくれました。そのほか、日替わりTシャツや商品名:Sunshineサイリウムで黄色があったりしました。
そういった意味では、黄色はやはり「Sunshine flower」ですね。

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ライブやジャケット衣装も以外と黄色メインが多かったです。「Key for Defectionツアー」もイメージカラーは黄色でした。
楽曲で言えば、「TOON→GO→ROUND!」も黄色メインでカラフルな色が入り乱れているイメージです。そのほか、歌詞で言えば「Best mark smile」には”幸せのイエロー”とありますね。ただし、この楽曲をライブツアーなどのテーマカラーが明確にある公演で歌う場合、"幸せの〇〇"と色の部分を改変することが恒例でした。黄色はどこか明るくてハッピーで極端に言えば能天気で破天荒なくらい楽しいイメージがありますね。

あと、黄色枠で探して思ったことがあるので触れておきたいのですが・・・

この日のみのりんは黄色ですね。
会報の撮影ということで、このブログの愉快なみのりんの写真も撮影で使われたものだと思っていましたが・・・実際の会報には形も影も香りもありませんでしたね(笑)。

・その他

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この2つは特にカラフルというか、自由な表現かつ挑戦的で印象深いです。
1枚目の「Take The Offensiveツアー」は、攻めまくりのセットリストを表現するかのように尖った色合いというか熱さを感じるというか、刺激されるような興奮が最初からあって、黒みのりんだけだと闇の静けさのようなものも感じてしまいますが、背景から燃え盛るようなうねりのある黄色と赤があることでオフェンシブな雰囲気を感じられました。

2枚目はサマチャン2020で12年目の河口湖ライブということで、テーマは「自由に(じゆうに≒じゅうに)」※みのりん発案
こちらもメインのみのりん単体だとクールさと鋭さをイメージしますが、背景のまさに思いのままに描いたウォールアートのように表現されているからこそ、どんなことが起こるのか良い意味でこれまでの体験からのイメージが定まらない感覚を受け取りました。しかし実際は無秩序ではないので、何でもありの自由さと12年間の積み重ねと挑戦の心を感じていました。残念ながら無観客の配信開催になってしまったことが悔やまれます。このテーマで現地開催だったら、どんなことができたのかなと思っていました。サマチャン制作宣伝部という形で12年目のテーマを少し実現できたかなと思います。またいつの日かフルコンタクトで「自由に」をテーマにみのりんの河口湖サマーライブをやりたいですね。

■ラスト会報の表紙が一つの答え

話しが長くなりましたが、要するに「みのりんを”色”で表すと?」の問いかけを受けて思い浮かべた答えは一緒でもその理由は人それぞれですね、ということです。まさに十人十色。でも本当に重要な部分、興味がある部分はその色にどんな想いがあるのかだと思います。
私が会報を受け取って、読み終わって、時間をかけて考えてみた結果、私の中でもみのりんの色はやっぱり「純白」に戻りました。純白のみのりんはファンの皆が灯す色とりどりの想いを花束として受け取ってくれていたんだなと感じました。

みのりんの楽曲で「花束」という曲があります。
その歌詞の中で

色にも想いがあるのですか?

そしてその後に続く歌詞は

何度も眺めてワクワクsmile

一部だけ切り取って主張したいわけではありませんので、最終的には歌詞を全部受け取って欲しいのですが、この時期(2009年Paradeツアー)はまだみのりんライブのターニングポイント前です。お客さんや周囲の期待(イメージ)に応えるためのライブを成功させなければと完璧を求めて歌っていた頃です。ある意味では、アーティストと観客の一体感はお互いに一方通行だったのかもしれません。

みのりんのライブで集まった色々な花の色(それがペンライトだったり身に纏ったグッズだったり応援する姿だったり)、その色にはそれぞれの想いがあることを知ってそれを眺めるだけでも嬉しくなるみのりんを表していますね。

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みのりんは「ライブでみんなとコール&レスポンスをしたり、歌い合ったりしたい」と強く願っていました。また、10周年年表ではParadeツアーの斎藤さんコメントに「Lush march!!でお客さんと一緒に旗を振ると楽しいに違いないという発案をみのりん本人からいただいた」とあります。
みのりんのライブへの純粋な気持ち、その気持ちを汲み取って作詞してくれた畑さんが送った花束の歌詞。みのりんライブのターニングポイントとなった野外ライブはこのツアーの直後ですね。でもこのParadeツアーではきっと花束の想いにあるとおり、みのりんの願いは叶ったのではないでしょうか。だからこそ直後の野外ライブで、その願いがより近い距離感で感じることができたのかもしれません。

■9月開催のオーケストラコンサート

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2021年9月12日(日)に開催予定です。
タイトルは『Graceful bouquet』
優雅な花束の名の通り、あの頃とは違う今のみのりんが歌う「花束」が聴けるのではないでしょうかと期待が溢れています。例によって直接声を出して想いを届けることはできませんが、純白のみのりんが願う「会場を愛の花束でいっぱいにできたら・・・」という気持ちに応えるためにも、心からのラララを届けたいですね。

■最後に

ここまで読んでいただきまして感謝します。

あくまで推測というか考察というか、(好き勝手言っているだけというか)、当時本人がこうですと言ったこともあれば特に何も言っていない部分もあります。だからこそ想像の余地が生まれるという訳ですね。例え私と違った見解があったとしても、そういう考え方もあるんだなと受け取れるようにしますし、しなければなりません。
もし仮に後々、本人がこういう意図ですと言ったとしても、前述の通りそういう考えだったんだなとその意味をくみ取ることができるならば、ただ単に答えを与えられるよりも深く受け取ることができると思います。

余談ですが、花束の作曲は藤末樹さんでRe:Contactの作家陣の一人ですね。どんな楽曲になるのか、どんな想いの込められた色になるのか、とても楽しみです。

ということで続きはこの先で。

上記、豪華版に同梱されるBlu-rayの詳細が本日解禁されましたね。
こんなに嬉しいことはありません。

※「Re:Contact」の特設サイトが出来たらリンク張ります。



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