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茅原実里オーケストラコンサート2024 上海公演に参加してきました

2024年4月20日(土)開催。

2024年4月からの20周年で最初にみのりんの歌が聴ける機会ですが、まさかの海外!とはいえ3月はアニマックスがあり、5月はとちてれアニメフェスタがありますので2024年はみのりんの出演するイベントが盛り沢山なので嬉しい限りです。


■概要

まず最初に上海での単独オーケストラコンサートの開催決定が告知されました。

これまでも海外のアニメフェスやアニメイベントで出演することもありましたが、遂に単独での初海外公演が開催です。
今回は全2公演で後日追加発表あり、武漢での公演が追加になりました。ちなみに参加したのは土曜日の上海公演のみで終演後に1泊して日曜日に帰国しました。

さてところで、実は告知よりも少し前にSNSで先に知ってしまったのが私です。といっても見かけた情報としては中国(上海)でのイベントの審査に通過したという程度のものです。しかしみのりんの前にTRUEさんが上海と武漢でオーケストラコンサートの開催が決まっていたため、恐らく同じ流れになるのではと予想していました。あとXで突然みのりんのフォローにピアノの大嵜さんが追加されていたのでこれはそういう打ち合わせが既にあったからだろうなと。前回のオケコンのときのみのりんのXはまだマネージャーやスタッフ管理だったからなんだろうなと。だから今のみのりんのSNSでフォローやフォロワーに関係者が増えるのを見つけるとワクワクします。その時のイベント限りかもしれませんが一期一会でもあり御縁でもあるのでこれからも目が離せません。

そしてピアノの大嵜慶子さんを始めとするメンバーを見て、これは以前開催された「Graceful bouquet」の再演かなとも思いました。結果的にはベースとなる曲は以前のセトリからでしたが更に素敵なセトリになっていました。

■海外遠征の大変さ

というわけで自分としてはどうやって行こうかという悩みだけでした。前回、みのりんのファンクラブでハワイ旅行がありましたが一応ツアーパック的な感じだったのですが、今回は全て自力なので少し大変でした。これを海外→日本遠征でずっとやってきている海外勢は本当に凄い。
それでも日本向けのチケット申し込みがあったので公演チケットは無事に確保できました。しかし結果的に2枚取ったのに現地での座席は二人ともバラバラ(しかも両方S席なのに3列目と11列目という格差もある)でVIP席というグレードはチケットを引き換えて初めて知りました。なので結局現地ではVIP特典を受け取ることができませんでした。まぁでもこれは現地のサイト(中国語)でしか知ることができない情報なのでやはりせめて英語はできるようになっておかないと不利ですね。余談ではありますが現地でも言語にはとても苦労しました。

新しいアーシャのブロマイド欲しかった・・・

宿や航空券の予約も海外遠征では初めてだったのでとても大変でした。会場に近いのかとか駅や中心街からはどうかとか。そもそも移動時間の予想も勝手知ったる日本の鉄道や交通とはわけが違うこと、日本のサイトで駅名や地名検索でヒットしない(ヒットしても表記が全然違う)など海外旅行の初心者としては良い勉強になりました。
そして何よりも心配だったのが中国ビザの申請です。以前は15日以内なら不要でしたが今は状況が違うので取得しなければなりません。公演チケットはすぐに確保したけどそれ以外のことはみのりんの出演イベントも沢山あったので航空券や宿探しも3月までほったらかしでした。ようやく調べ始めていくとビザ申請は準備から取得まで2か月は余裕を見てとかあって色々不安でしたが、何とか3月中に申請→取得まで無事終わりました。

それ以外にも色々トラブルがありましたが後は当日行くだけという準備ができ、いよいよ当日出国しました。飛行機でみのりんに会いに行くのはコロナ渦直前が最後だったので本当に久しぶりでした。
出国手続きはそれほどでしたが、やはり入国が大変でした。

空港は浦東で移動手段は地下鉄(運賃が凄く安くてビックリ!)、コンサート終演後に打ち上げしたので終電がなくなりそこだけタクシーを使いました。また、帰国の便が朝早かったので最後だけリニアを利用しましたが本当に一瞬で空港に到着したので驚きでした。その他、現金も用意したのですが支払いは全てアプリ決済で済みました。

何度も繰り返しますが日本の感覚でなんとかなるだろうと考えているのはビッグミステイクですね。でも準備をちゃんとやっておけば快適で便利な環境だと思いました。まぁつまり準備と認識不足でした

何とか無事に会場に辿り着けました

■ざっくり感想

当然、前回のオケコンとは編成も状況も環境も違うので新鮮な気持ちで挑むことができました。予習も兼ねてGraceful bouquet観返そうかと思って結局しませんでしたが逆にやらなくて正解でした。差分を見つけにいくわけではないのでみのりんの新しい挑戦を見届けるために真っ新な気持ちで堪能しました。

まぁそれでも身体に刻まれた思い出はふと蘇ってくるもので1曲目のLove Blossomに懐かしさを感じながら最初の京アニセレクションを味わいました。途中のMCみのりんの中国語も可愛い感じでした。(勿論意味がわからないけど何となく感じ取れました)

前半のアニメセレクションから一変して前回同様のノンタイアップ曲編成。フェスの出演も増えてきてみのりんのアニソンを再び聴ける機会は多くなりましたが、それでもやはり聴きたい曲は山ほどあります。今回のように単独公演だからこそのセットリストは大いに期待が高まるものです。その期待通りみのりんのオーケストラに映える曲、ピアノソロで聴かせる曲、どれも本当に素敵でした。特に久しぶりの暁月夜でアウトロに引っかかる我慢できないフライング勢を久しぶりに見れてほっとしました(笑)。

そしてアンコール。
1曲目がまさかのSing。これはラストライブ以来2回目の歌唱です。そして当時とは状況がまったく違います。
”あなたがくれた宝物は永遠に輝き続ける”
”笑って笑ってあなたの笑顔が大好きだから”
今のみのりんを知っていればとても前向きに背中を押してくれるように見守ってくれているようにみのりんの歌声とこの作詞みのりんの歌詞を暖かい気持ちで受け取ることができます。
からの花束。
MCでも皆一人一人の笑顔が会場で笑顔の花束になる。感無量です。

Graceful bouquetも歌手活動休止に向けた中での開催でした。なのでSing同様、1曲1曲歴史が閉じるような思いで受け止めていた当時でしたが、今は違います。今のみのりんは皆を笑顔にするために歌っているからこそ楽曲の重みのベクトルが違ってくるのを実感します。やはりみのりんには楽しんで歌って欲しい。そんなみのりんの感情が溢れ出る歌を聴ける瞬間が最高でそれを振り返りながら終わって打ち上がり酒を呑む。これこそが生きてる実感です。

■セットリスト

  • M01.Love Blossom

  • M02.優しい忘却

  • M03.みちしるべ

  • M04.エイミー

  • M05.会いたかった空

  • M06.月のように浮かんでる

  • M07.蒼い孤島

  • M08.暁月夜

  • M09.雪、無音、窓辺にて。

  • M10.純白サンクチュアリィ

  • EC1.Sing

  • EC2.花束

■最後に

初の海外単独公演。参加できて本当に良かったです。選曲もそうですがみのりんが歌う姿はやはり現地で堪能するのが最上級です。リアルタイムで語り合うのが更に余韻を味わい深くしてくれます。今回久々に、というか初めて現地参戦のみのりんファンとの打ち上げに参加しました。いつもは一緒に参加する友人と2人で打ち上げしてるのでとても新鮮でした。テーブルが分かれてしまったのが残念でしたがきっとまた現地で何度でも会えます。というか顔と名前はよーく見かける人たちばかりなので(笑)。

それとやはり旅は良い。旅の始まり、旅の途中、旅の締め括り、旅の振り返り。どんな時でも常にみのりんがそこにいます。
次はどんな景色が見られるのか。みのりんの20周年とその先も果てしなく楽しみです。

おまけ

武漢公演とその後のみのりん。

そしてやはり月曜日定例投稿のVoicyは更新お休みです。でも帰国してから翌日の朝に投稿してくれるという有難い御言葉!


また海外に行く時はもっと更に満喫してみのりん遠征を堪能出来るように私も頑張ります!

ということで続きはこの先で。


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