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VIVA LA ROCKの逸れ者

Fuji Rock 2019以来のフェスに参加しました。
VIVA LA ROCK自体は初で、安定の1人。
フェス友達は増えませんね、人見知りなんで。。。

今回は、というか、ELLEGARDENを観るためだけにチケットを買いました。ツアーが全く当たらない。2005年から活動休止まで毎年観に行っていたのに、活動再開してからNANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019とFuji Rock2019のみ。
思えば、2013年の渋谷タワレコB1FのCUTUP STUDIOで行われた細美さんのアコースティックライブに当たったからでしょうか。10年前に運を手放したようです。。

前日まで帰省した事もあり、二度寝から始まった今日。
1組目はハルカミライ。前から知ってはいましたが、武道館公演も成功させたとの事で、観てみようと。
青春パンク?なのか、アラフォーに差し掛かった私にはハードルが高かった。若かったら好きになれたのかなと。

次は、totemぽぉる。個人的に好きなアラナミを抑え、BRAND-NEW BAND STORYオーディションを優勝したようで、こちらも初見。
ん、こちらも青春パンク?2曲目で脱落してしまいました。歳だなと痛感しました。

CHAIをチラ見して、お次は打首獄門同好会。
コミックバンド臭を感じてしまいました。SEX MACHINGUNSがやたら頭に出てきました。フェスではキュウソネコカミがその立ち位置を担ってた気がしましたが、打首も同じなのかは分かりません。ただ、メタルやヘビーロックの要素もあり、歌詞を除けば普通にカッコよかったです。
MCで怪我するなよ、とか、今の自由を続ける為に責任を持って、良い1日にしよう的な良い事を言って始まったのが、キノコ・タケノコ戦争。
こういうバンドは強いなと感じました。

続いてはPanorama Panama Town。前はカタカナ表記だったはず。こちらも初見。夜の本気ダンスのクール版みたいに思えましたが、そこまで好みではありませんでした。
3曲目の途中でお目当てへ。

the band apart(以下、バンアパ)。大学で初めてライブハウスへ行ったのですが、それがバンアパとFINE LINESの対バンライプ。インディーズのポップパンク、メロコアにハマっていた時に、JAZZとかの素養が無くても一聴惚れしました。ジャンルの偏りが半端なかった自分には新鮮でした。
ただ、ライプ自体はCDの方が良いなと思ってしまった事もあり、それから観に行く事はありませんでした。
それから18年ぶりのライブを観ましたが、ただただカッコ良かった。気持ちはブチ上がり、観て本当に良かった。「higher」「Erik.W」も聴けて満足。「flower tone」が聴ければ最高でしたが、無理ですね。フェスが似合うなと心底思いました。

その余韻と共に、大宮セブンが登場。
ネタは披露せず、ゲームをするという期待とは違う方向に。終始アットホームな雰囲気で、良い休憩になりました。

ヤバTは少しだけ見学。年齢的に厳しかった。若さ、無邪気さ、積極性、どれも今の私には無い故に受け付けない身体になったようです。

お次はジェニーハイ。またしても初見。tricotとindigo la Endは普通に好きなので、楽しみでした。SEが流れ、まず川谷くんが登場したと思いきや歌い出しました。そう言えば、自己紹介的な曲があった事を思い出しました。音響面が気になりましたが、曲のポップさと切なさみたいなのが良い塩梅でした。イッキュウさんがひたすら可愛かったです。あと、tricotの時とは歌唱法が違うのか、それも良かった。
ただ、残念な事が一つ。ジェニーハイが始まる少し前にカップルと思わしき2人が話していたのですが、男が「芸人2人もメンバーにいるんだよ。その1人が空気階段のくぅちゃんがいるんだ。」と語っていました。野生爆弾とは何なのか。。。
わからないなら、もっと濁せよと憤りと虚しさが心を満たしました。演奏関係無いですね。

続いては、東京スカパラダイスオーケストラ。「Diamond In Your Heart」のレコ発に行った以来ですね。誰かしらとのコラボを期待してましたが、その期待は儚く消え去るも、素晴らしい演奏と選曲で観ていて楽しい時間でした。

続くは、ジャンルが代わり、ポストハードコアなcoldrain。愛知の星と勝手に思ってます。ボーカルのMasatoは同い年、同じ大学、同じ学部でした。自慢では無いです、授業で見かけた程度なんで。
大学時代はscript of creationというバンドをやっており、momentだったかな、その曲が好きでした。その後、2つのバンドが合体し、Averになり、今のcoldrainになったはずです。授業で観たことある人が、こう大勢の前で観客を沸かしているのを見ると、グッときますね。また、ライブを観てると「Final Destination」が好きだったなと感慨深くなっていたらラストでやってくれました。テレパシーが通じた事にしておきます。

この勢いのまま、マキシマム ザ ホルモンへ。忘れもしない、2007年に後輩と行ったワンマンライブ。私は最前から2列目になり、気合を入れたのですが、想像以上に厳しい戦いを強いられ、あの日以来に最前を避けるようになりました。最前列にいたキラキラした目の後輩も、ライブ後には怯える子犬のような目に変わっていました。
ライブは楽しいけども、無理しない大切さをホルモンに教わりました。2008年の夏フェスで観たのを最後に遠ざかっていたホルモンとのご対面。SYSTEM OF A DOWNの影響を受けつつ、オルタナメタルやハードコアに過剰なくらいのポップさをぶち撒けた音楽が、末長く人気を得ているのは流石としか言いようがないし、コミカルさはありつつも安っぽくならない不思議さに魅せられるんだろうな。
三度の飯より飯が好き、も、麺カタこってりの件も懐かしさで胸一杯になりました。

そして、トリ前のエレファントカシマシ。純然たる日本語ロックのように思っており、洋楽被れの当時の私には響かず、進んで聴くことはしなかったので、聞き流し程度かなと思っていました。
やはり、その予感は的中しました。私には高尚過ぎましたね。
それにしても、coldrain→ホルモンからのエレカシは客層が違い過ぎるのではないかと。ホルモンの一体感が嘘のように無風に近い感じ。かくいう、私も同じ狢なので何も言えません。。。

最後は、4年ぶりに観るELLEGARDEN。あなたたちを観に来たんだ、と中邑真輔ばりに滾ってました。
SEが変わってるなと思いながら、来る1曲目。またも出てきた音響問題。「Breathing」の疾走感の塊のようなイントロが気持ちスカスカでした。
ただ、曲は抜群でした。

1.Breathing
2.Space Sonic
3.Supernova
4.風の日
5.Mountain Top
6.Salamander
7.The Autumn Song
8.Missing
9.ジターバグ
10.虹
11.Make A Wish
12.Strawberry Margarita
en.チーズケーキ・ファクトリー

いつかLonesomeを聴きたいのですが、去年のLOST SONGS TOURに見事に外れたので、諦めムードです。

小学生並みの感想文ですね。絶望的な文才の無さ。このnoteが黒歴史として抹殺したmixiアカウントと同じ末路を辿らないように、祈りたいと思います。

ご一読、ありがとうございました。


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