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エレキギター始めてみたchp6「音楽教室退会」

高校時代からの友人が4人いる。
30年以上の付き合いだ。
年に1、2回しか顔を合わせない。
彼らのような友人がいることは、幸せなことだ。
ビールと、おつまみを適当に注文する。
こうして顔を合わせると、たちどころに高校時代に戻る。
彼らとは気が置けない間柄だ。

テレビはあまり見ない。食事中に、家族が見ている番組を見るくらいだ。
本のほうがよっぽど面白い。
推理小説、経済企業小説が専らお気に入りだ。読み始めると、続きが気になって気になって、夜ふかししてしまう。
「note」を始めてから、「文章の書き方」や「文法」の本を読むようになった。
最近、中学生用の「語彙辞典」を買ってみた。自分にはちょうどいい。お恥ずかしながら、知らない言葉や慣用句がたくさんあった。ホットコーヒがすっかり冷めてしまった。

音楽教室に入会して約1年。教室を退会した。初級テキストがやっと半分終わったところだった。
退会理由は二つ。
一つ目は、先生に不信感を抱くようになった。
二つ目は、レッスン内容が、そぐわなかった。

「私とは合わなかった。」それだけのことだ。

次の教室が見つかるまで、しばらくは独学だ。
スマホで検索してみる。おびただしい数のページがヒットする。
四つ葉のクローバーを探すように、片っ端から見てみる。

「さて、何から練習しようか?」

自分が楽しく練習出来るほうがいいに決まっている。
つまらない練習は長続きしない。

「Cメジャースケール」
音楽教室で一度、言葉だけ聞いたことがある。「ドレミファソラシド〜」ってやつだ
「よし、これからやってみよう。」
早速、エレキギターを構えて練習。
指板の音を全然覚えてないので、一個一個スマホを見ながら弾いていく。
「はいC。ジャ~ン♪」
「次はD、どこだ?どの指で押さえる?」
「次はE。・・・どこだ?」
全然進まない。左手ばかり気にしてると、右手のピッキングがお留守になる。綺麗な音が出ない。フォームがムチャクチャだ。
楽しく練習どころの騒ぎじゃない。もう必死のパッチだ。

やはり基礎基本をおろそかにしているようでは上達しない。
左手の押弦、右手のピッキング。正しいフォーム。まずはこれをしっかり身に付けないといけなかった。

「さて、なにから練習しようか?」

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