システム思考を手に入れよう

 たまたま何かの記事で「システム思考」が触れられていたのを読んで,その直後に受けた「デザイン思考」の研修の中で「システム思考」をいう言葉を目にし,専門ほどにはならずとも,知識として知っておこうと考えた。そこでデザイン思考の研修講師にシステム志向の入門書を紹介していただき,早速読んだのが「入門!システム思考」(枝廣淳子,内藤耕著,講談社現代新書)である。とりあえず目を通したので,その範囲でまずはメモを残しておきたい。

システム思考を用いて目指したいざっくりしたゴール(夢想)
(1)所属組織の改革(職員目線で)
(2)学力の向上(生徒目線で)

疑問など,感じていること(順不同に,思いつくまま)。もちろんこれから学べば,解消されることも出てくるに違いない。
(1)ループ図の読み方・作り方を身につけることは簡単なのか?なんだかそうは思えないのは独学だからか。
(2)ループ図は適切な数値設定などを行えば,グラフ理論の範疇で数理モデル化できるのではないか。
(3)システム思考を一人で考えるのは,単なる妄想に陥る。実際,他者との対話が大切であると書いてあったような。
(4)自分が仮に身に付けたとして,同じ議論の中のメンバーが知らない(よくわかっていない)のであれば,それほど意味がない?
(5)これだけで何もかもが解決はしないだろうなあ。
(6)数学の世界でも個別の対象を研究されてきたものが,対象間の結びつきを研究することが重視されるようになってきた,という歴史的経緯がある(誤解があればすいません)が,それと同じようなこと?
(7)構造をループ図に表すというが,時間経過に伴って構造自体も変化をするのではないか。

 他にも思いつく限り,書き出していき,今度はじっくり,夏までに解消したり新たな疑問点を出していきたい。

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