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ヒトの仕事の価値

防府看護専門学校(HNS)は、このたび宇部市の『CRUNK DANCE STUDIO』さんとコラボレーションし、「夏の幸せますフェスタ・防府おどり2023」に参加します。

いちどは途切れてしまった「防府おどり」。市民の熱意によって昨年から復活しました。今回、HNSは在校生、卒業生、その家族、そして防府市民の皆様と一丸となって夏の防府の夜を「おどり明かします!」

先日、周南市に有名カメラマンが来てプロフィール写真を撮ってくれるという情報が耳に入った。誰もが一度は目にしたことがある写真を撮っている超一流のカメラマンだ。しかも破格の値段で撮ってくれるという。

撮影現場は素晴らしく、撮影してもらった人は私も含め大満足していた。撮ってもらった写真を見ながら、皆が笑顔で帰っていった。当然、私も写真の出来栄えに満足して帰った。

早速、プロフィール写真を変更したところ、皆さんにも好評だった。
ところが「いくらだった?」と聞かれて、〇〇円と答えた瞬間に「高ッ!」というリアクション。

写真一枚にその値段は「高い」と言う。写真なんて誰でも簡単に撮れる時代だから、そんな「簡単な」ことに、〇〇円は高すぎるという。彼らの顔を見ていると、パブロ・ピカソと友人の板金屋さんのことを思い出した。

ピカソはレストランで隣り合わせた客から「テーブル・ナプキンに何か絵を描いてくれ」と頼まれ、さらさらと描いてやった。そして「〇〇万円です」と言った。その客は「こんな、さらさらと描いただけの絵で〇〇万円は高すぎる!」と文句を言うと、ピカソは「この絵を描くために、私は何十年も絵の勉強をしてきたんです」と答えた。

私の友人の板金屋さんは、車のキーを車内に置き忘れてロック(キーロック)してしまった客に、無事キーを取り出してあげた時、「〇〇円です」と費用を請求した際に「高すぎるだろう!」と文句を言われて、取り出したキーを車内に戻してもう一度キーロックしてこう言った。「だったら自分で取り出せ!」と。

そう、私たちはヒトの仕事をすぐに「高い」と言う癖がある。高いと言うのならば、自分でやればいい。自分では出来ないことをやってもらっておいて、「高い」というのはプロへのリスペクトが足りない。

さて愚痴はこのくらいにして、さあ「防府まつり」本番まであと25日。

第2回目の合同練習は同年7月15日(土)の13時からです。
この日は全体で行進しながらの本格的な練習になります。

また第3回目の合同練習は同年7月22日(土)の13時からを予定しています。
参加予定の在校生は、3回の合同練習のうち、1回は必ず参加してください。

よろしくお願い致します。
(2023年6月30日配信)

https://youtu.be/kxsFLa-PyL8(ダンス通し動画)
https://youtu.be/NWtvb9f4SlA(ダンス練習動画)


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