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ナイチンゲール『看護覚え書き』を聴く#194
フローレンス・ナイチンゲールが著した『看護覚え書き』のオーディオ・ブックを配信します。HNS(=防府看護専門学校)の学生・生徒のために作成したオーディオ・ブックですが、HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての人に向けた配信です。ご自由にお聴きください。
#194 :全般的な状態の観察
正しい結論をよく誤らせる2つの思考習慣がある。それは、状態をよく観察しないこと、そして平均値をとるという昔ながらの習慣である。
医師のような職業の人は、触知でき持続性のある器質的な変化にだけ、あるいはこれを主に観察しがちである。その所見は、まったく観察していない場合と同じくらい間違っていることが多い。
結果について正しい所見を得るには、その患者の生活のあらゆる状態についての調査にすべてかかっている。
(2024年2月5日配信)
フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale):1820年-1910年・近代医療統計学および看護統計学の始祖。近代看護教育の母。
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