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中小企業診断士試験 お勉強(13日目)

昼はドライブしてきました。カーステレオがBluetoothに対応しているので、iPhoneのSpotifyで好きな曲を流す→車内再生と、音楽を聴く環境がだいぶ向上しましたね。昔はiPodにトランスミッターをつないでラジオで聴いたり、50枚CDチェンジャーを使ったり、ポータブルCDプレイヤーのイヤホン部に謎のカセットテープ状のもの(カセットアダプターというらしい。。)から伸びてるコードを差して音を拾ったりしていました。時代の進歩はすごいですね。大声でLemonも歌えるってものです。あの日の悲しみさえ~♪

さて、今日もお勉強。

スピテキ「財務・会計」の第2章から。サクサク進めていきます!

「減価償却費」を「減価橋脚費」に誤字るキーボードはスルーして、いざ開始!(橋脚、高そう…)

第2章:財務諸表概論

財務諸表の基本

財務諸表の種類

財務諸表は、作成主体(企業形態)によってさまざまなものがある

会社法(計算書類):以下の4つの計算書類作成を株式会社に義務付け
・貸借対照表
・損益計算書
・株式資本等変動計算書
・個別注記表
金融商品取引法(財務諸表等規則):上場企業では以下の財務諸表作成が義務付けられている
・賃借対照表
・損益計算書
・株主資本等変動計算書
・キャッシュフロー計算書
・附属明細表
四半期財務諸表:上場会社等が四半期報告制度に基づいて開示する四半期財務諸表に適用。
・四半期貸借対照表
・四半期損益計算書
・四半期キャッシュフロー計算書

財務諸表の作成目的

経営者には企業維持・成長に役立つ情報を提供する(管理会計)

利害関係者には投資等の判断に必要な情報を提供する(財務会計)

簿記は、日々の企業活動を帳簿に記入し、その結果を一定期間ごとに報告書にまとめることによって、企業の経営成績及び財政状態を明らかにする一連の処理。

管理会計は様々な方法や表現があるが、財務会計は制度として統一されている。

貸借対照表(B/S)

貸借対照表の構造

資産の部、負債の部、純資産の部に分かれる。資産の部と負債の部はそれぞれ「流動」「固定」に分かれる。

正常営業循環基準:
売掛金、受取手形、買掛金、支払手形といった取引先との通常の営業取引によって生じた債権・債務や、商品などの棚卸資産を流動項目に分類し、それ以外は固定項目に分類する基準。
一年基準:
正常営業循環基準に該当しない資産・負債について、決算日の翌日から1年以内に決済期日が到来するものを流動項目に、それ以外は固定項目に分類する基準。

資産の部

債権者から調達した負債、株主から調達した純資産をどのように運用したかという運用結果を記載。

流動資産:現金や預金、比較的短期に現金化する諸資産。
現金・預金、受取手形、売掛金、貸倒引当金、有価証券、商品、短期貸付金など。
固定資産:企業が長期にわたり保有し、使用する資産。
有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産の3つ。

有形固定資産:建物、車両運搬具、土地、建設仮勘定など。帳簿価額は減価償却で運用する。実際の資産価値とイコールにはならない。

無形固定資産:特許権など。

投資その他の資産:投資有価証券、関係会社株式、長期貸付金など。

負債の部

銀行や取引先から調達した資金。

流動負債:比較的短期間に現金で支払うことを想定される諸負債。
支払手形、買掛金、短期借入金など。
固定負債:返済義務が1年を超える諸負債。
社債、長期借入金など

純資産の部

主として株主から調達した資金。

株主資本:純資産のうち、株主からの出資額と、その出資額を元手に事業を行って得た儲けである利益の蓄積で構成。
資本金、資本剰余金(株主出資額など:資本準備金(株主が払い込んだうち資本金としなかった額)、その他資本剰余金(資本金、資本準備金の取り崩しによって生じる剰余金や、自己株式売却益など))、利益剰余金(利益準備金(繰越利益剰余金から配当目的で積み立てた額)、その他利益剰余金(任意積立金、繰越利益剰余金など))、自己株式

評価・換算差額等:その他有価証券評価差額金など

新株予約券:当該会社の株式の交付を受けることができる権利のこと

損益計算書(P/L)

損益計算書の構造

外部報告用として作成される場合、左右に分割される形式(勘定式)ではなく、収益と費用及び利益を上から下へ並べた形式(報告式)で作成される。

損益計算書の内容

売上総利益まで↓
売上高:企業の本来の営業活動の成果。商品の販売額、サービスの提供額が該当。
売上原価:売上高を獲得するために企業が購入した商品の原価が該当。
売上総利益:売上高から売上原価を差し引いて求めた利益。粗利。
営業利益まで↓
販売費および一般管理費:本来の営業活動に関わる販売業務や管理業務に関して発生した費用。給料、旅費交通費、広告宣伝費、支払家賃、減価償却費など。
営業利益:売上総利益から販売費および一般管理費を差し引いた利益。本業から得られる利益を表す。
経常利益まで↓
営業外収益:営業活動以外の活動から生じる収益。受取利息、受取配当金など。
営業外費用:営業活動以外の活動から生じる費用。支払利息など。
経常利益:営業利益に営業外収支を±したもの。
税引前当期純利益まで↓
特別利益:臨時・例外として発生した収益。固定資産売却益など
特別損失:臨時・例外として発生した損失。固定資産売却損、災害損失など
税引前当期純利益:経常利益に特別利益・損失を±したもの。
当期純利益まで↓
法人税・住民税及び事業税:税務調整後の所得に対して決定された税額
当期純利益:税引前当期純利益から法人税、住民税、事業税を引いた利益。

損益計算書のルール

収益・費用の認識基準:
現金主義(現金の収入・支出があった時に計上)、発生主義(収益または費用が発生した時に計上(原価償却費など))、実現主義(販売の事実を持って収益を認識)
収益・費用の測定基準:
実際の取引額で測定する収支額基準による

株主資本等変動計算書

株主資本等変動計算書は、当期首の貸借対照表の純資産の部と当期末の貸借対照表の純資産の部の項目ごとの変動を一覧にした財務諸表。

株主資本等変動計算書の構造

会社法の変更により配当を何度でも出せるようになったため、作成が義務付けられた。

キャッシュフロー計算書

一定期間のキャッシュの増減を表すもの

キャッシュフロー計算書の構造

現金及び同等物の増減の明細を明らかにする。営業活動のキャッシュフロー、投資活動のキャッシュフロー、財務活動のキャッシュフローの3つに分けて表示される。

キャッシュ

現金:手許現金、要求払預金(当座預金、普通預金、通知預金)
現金同等物:容易に換金可能で価値変動の少ない短期(3ヶ月以内)投資

キャッシュフロー計算書の内容

営業活動によるキャッシュフロー:
企業が本業で稼いだキャッシュの増減
投資活動によるキャッシュフロー:
投資活動に使ったあるいは投資活動で稼いだキャッシュ
財務活動によるキャッシュフロー:
資金の借入や返済、資金調達や配当の支払いなどによるキャッシュ

直接法と間接法があり、大半の企業が間接法を選択する。

一旦ここまで

進捗は以下

累計ページ数:36/395ページ
今回の学習時間:1h33m
累計学習時間:28h10m
学習ペース:28h10m/13day×365day≒791h。土日はペースが落ち気味。。

学習に専念できる「精神と時の部屋」が欲しいですね。10倍の重力、1/4の空気で学習に専念できるのかはわかりませんが。

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