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中小企業診断士試験 お勉強(33日目)

セブンイレブンの「からあげ棒」、1都3県を除いて終売したそうです。ホットスナックの売上はトップだったものの、原材料を生産しているタイがご時世的に安定供給できず、ストップしてしまったようですね。かつて狂牛病問題で牛丼が販売できない時期がありましたが、ビジネスには様々な要因が絡んできますね。

では簿記。

ステージ6:標準原価計計算から。

ステージ6:標準原価計計算

テーマ12:標準原価計算①

Lesson37:標準原価計算とは

これまでの原価計算は、実際原価計算。目標となる原価(標準原価)を設定して原価を計算する方法が、標準原価計算

以下の流れで進める。

STEP1-原価標準の設定:製品1個当たりの標準原価を設定
STEP2-標準原価の計算:原価標準から標準原価を計算する
STEP3-実際原価の計算:実際にかかった原価を集計する
STEP4-原価差異の把握と分析:原因を分析する
STEP5-減価差異の報告と改善:原因を報告し、必要に応じて改善する

Lesson38:標準原価の計算

初めに、製品1個当たりの標準原価(原価標準)を設定する。原価標準は直接材料費、直接労務費、製造間接費に分けて設定し、標準原価カードにまとめる。

標準原価カード
標準直接材料費 @20円 × 1m  = 20円
標準直接労務費 @30円 × 2時間 = 60円
標準製造間接費 @35円 × 2時間 = 70円
製品1個当たりの標準原価        150円

標準原価計算では、完成品や月初・月末仕掛品は製品1個あたりの標準原価(原価標準)を使って計算する。標準直接労務費と標準製造間接費は加工費のため、完成品換算量で計算する。

(例題略)

Lesson39:原価差異の計算

月末には、実際原価と標準原価を比べて原価差異を計算する。標準ー実際がマイナスだったら借方差異(不利差異)、プラスだったら貸方差異(有利差異)と判定する。

(例題略)

Lesson40:標準原価計算の勘定記入

標準原価計算では、仕掛品の勘定について、完成品・月初・月末仕掛品原価は標準原価で記入するが、当月投入原価は実際原価で記入する場合と標準原価で記入する場合がある。

仕掛品勘定の当月投入原価を実際原価で記入する方法を、パーシャル・プランと呼ぶ。仕掛品勘定が標準原価と実際原価で混在するので、仕掛品勘定で原価差異が計上される。

仕掛品勘定の当月投入原価を標準原価で記入する方法を、シングル・プランと呼ぶ。各費目の勘定で原価差異が計上される。

テーマ13:標準原価計算②

Lesson41:直接材料費差異の分析

直接材料費差異は、さらに価格差異数量差異に分けられる。

価格差異=(標準単価ー実際単価)×実際消費量
数量差異=標準単価×(標準消費量ー実際消費量)

Lesson42:直接労務費差異の分析

直接労務費差異は、さらに賃率差異時間差異に分けることができる。

賃率差異=(標準賃率ー実際賃率)×実際直接作業時間
時間差異=標準賃率×(標準直接作業時間ー実際直接作業時間)

Lesson43:製造間接費差異の分析

製造間接費差異は、さらに予算差異操業度差異能率差異に分けることができる。

予算差異=予算許容額ー実際発生額
※予算許容額=変動比率×実際操業度+固定費予算額
操業度差異=固定比率×(実際操業度ー基準操業度)
能率差異=標準配賦率×(標準操業度ー実際操業度)
変動費能率差異=変動費率×(標準操業度ー実際操業度)
固定費能率差異=固定費率×(標準操業度ー実際操業度)

今日はここまで

進捗は以下

テキスト:295/332ページ
今回の学習時間:52m
累計学習時間:(診断士)74h09m
       (簿記)32h58m
学習ペース:74hour9min/33day×365day≒820h

工業簿記のテキストは、残すところ直接原価計算のみで完了予定。ただ学習ペースが落ちている(簿記に飽きてきた?)ので、新しい風を入れたいと思います。

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