見っけ

わたしの手の中に何があるんだろう

やわらかく透けた水は通り抜け

あの日の温もり記憶は薄れていき

手元の温度計も導いてくれるちずもない

手元というものを私の見つけられないとこに隠して

すこし遠くを探してみたら

あざやかな人たちに会った

透き通る植物があった

大きな虹の橋を渡れた

光の溢れる世界を見た

それは私だけの“見っけ“だけど

みんな地球のかけらだよ。

手元ばかり見ていたら気づかなかったこと

虹の根元は強いんだよ。

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