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野生のサルと入浴⁈長野県の秘湯へ行ってきた話。

「野生の猿と一緒にお風呂に入れる温泉が長野県にあってね…(かくかくしかじか)」

仕事でお世話になった偉い人がスノーモンキーパークにある宿の話をしていて、私は食いついた(さすがに偉い人に直接食い付けないので心の中で)。

「なんだその宿は??!!!」

調べてみると、「地獄谷温泉」というらしい。
そしてその地獄谷温泉唯一の宿が「後楽館」という宿なんだということが分かった。

面白いなぁ…行ってみたい…
そう思ったわたしは大学から仲良しの運動大好きな2人(あずとみっちゃん)に声をかけた。
2人なら絶対面白がって一緒に行ってくれると思ったからだ。

案の定、2人は食いつきが良く、
とんとん拍子に話が進んでいき、とうとう実現。
今回は、2019年2月上旬に行った、ちょっと変わった体験ができる宿に泊まったお話をご紹介。

地獄谷温泉後楽館♨️の概要

長野県にある歩いて赴く人里離れた孤高の宿と紹介されており、たしかに車で行くことはできず、山道を歩いてしか辿り着けない、まさに秘境の地。

国立公園内に位置し、地獄谷温泉唯一の温泉宿である。

猿が最初に温泉に浸かった露天風呂があり、「お猿が温泉に入る温泉猿発祥の宿」「元祖お猿の温泉」として世界中から注目されている。(海外からも大人気)


ここからは当日の模様を書いていく。

12:18 長野駅東口からスノーモンキーパーク行きのバスに乗車

車で宿まで行くことはできないので、
長野駅から出ているバスに1時間近く乗ってスノーモンキーパークバス停に到着。

道中も大自然で癒される
到着するとあたりは雪がかなり積もっている
スニーカーで歩くのは困難なので
長靴や山登り用の靴で行くのがオススメ。

わたしはこんなスパイクも事前に購入して
雪道を歩く時につけていた。


13:30 猿座カフェで休憩

バス停から10分ほど歩いたところにカフェ発見。
雪道は寒いし体力も使うのでここで休憩。

氷柱の長さが寒さを物語ってる
Appleビールを飲みました


14:30 宿を目指してひたすら進む

あたりは雪まみれ
すごい山に来たんだなぁと実感
案内板発見


15:00 宿到着!猿がお出迎え🐒

歴史がある旅館なんです!

30分くらい歩いてようやく本日泊まる宿に到着。
道中見てきて分かるけど、周辺は見渡す限り雪、雪、雪!!!!!

宿の入り口
氷柱刺さったら痛そう笑
遠目で見るとこんな感じ!
(Googleマップに掲載されている写真の冬バージョン)


早速、泊まる部屋へ通してもらうと…

へっ…?
あら可愛い…あっ…へ?!
普通にめっちゃおるやんー!笑

もう早速、野生の猿たくさん(笑)
出し惜しみとかなく次々と出没してくれました🐵


17:00 温泉で猿に再びご対面🐒

猿には早速会えて目的達成〜!と思いつつ、
宿の中を散策&温泉に入ろうとなり移動。
宿自体は古いので、足元は要注意。

女湯を目指して階段を降ります
大自然が拝める露天風呂

しばらく浸かっていると「あれっ?!…」

い、いらっしゃい…!
堂々と写真におさまってくれる笑
もはやおっさんやん笑
その後こっちに来て
わたしたちが置いていたタオルをイジイジ
近すぎる〜笑

期待以上に野生のおサルさんを堪能できた(笑)

※他のお客さんが入浴・着脱していないことを確認してスマホを持ち込みました。

※野生のサルは目が合うと威嚇していると勘違いして凶暴になる可能性があるので、目を合わせないこと、人間から近づいたりはしないことを気をつけるよう、事前に注意がありました。

ちなみに、夜に入浴行った時は
想像以上に群がってて笑った(笑)
おりすぎ😂


18:00 夜ごはん


地獄谷温泉後楽館は囲碁界の聖地でもある。

1933年(昭和8年)、囲碁界の神様と言われた木谷實・呉清源両師が新布石を研究する為に滞在した宿です。

「地獄谷温泉後楽館」HPより
囲碁ができる部屋が!
せっかくなので教えていただきました!
初囲碁(わたしが黒)
囲碁が陣取りゲームということを初めて知り
楽しかった!
ちなみに卓球できる場所もあった



お猿可愛かったなぁ…🐒
雪すごかったなぁ…
夜は星が本当に綺麗だった。

スノーモンキーパークのバス停に着いた時から、非日常で異世界の空間にいる気がして。

ずっとワクワクする、そんな1日でした。

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