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どこか懐かしい…俵山温泉の不思議な魅力。

「山口県 温泉」とネットで調べてもなかなか出てこない俵山温泉。

今回、縁あって行って来たのだが、
不思議な魅力がある温泉街だった。

そんな俵山温泉の感想を備忘録する。


俵山温泉の概要

山口県長門市にある俵山温泉。
約千百年前に発見されたと言われており、
江戸時代には長州藩毛利家直営の湯治場として使われていたそう。

ノスタルジックな街並み

俵山温泉の魅力は、街の雰囲気。
古い、来たことある気がする、懐かしささえ感じる街並み。
そして観光客で溢れかえることなく、静かで、穏やか。

観光地、というよりは実家。
自分の父母が幼かった頃にタイムスリップしたような、不思議な感覚だった。

マップを発見。意外と広そうだ
駐車場からの景色。良い。
熊野神社
バスも通っているけど、本数は少なそう
車の通りも少なかった

昔ながらのお土産屋さん「福田泉月堂」

長年受け継がれているのかなぁと歴史が感じられる外観。
中に入ると、店員さんと住民の方がお話されていて、
わたしたちにも親切に話しかけてくれた。
そういう温かい雰囲気に心がほっこりする。地元に帰ってきたみたいだ。

最中を作っている様子が見れます
まんじゅう
最中


朝6時から営業している 町の湯

天然温泉。高濃度のアルカリ性の温泉水で、療養・美肌に効果があるそうだ。
わたしは朝風呂で利用。早朝から営業してくれて有難い!


俵山温泉に行った理由

元乃隅神社にアクセスが良く、安めの宿を探していたところ、俵山温泉にあるゲストハウスを見つけ、泊まることになった。
実は、きっかけは俵山温泉ファーストではなかった。

ゲストハウス「ねる山」に宿泊

宿泊したゲストハウス、ねる山
朝は窓で布団をほしてくれていた
この光景微笑ましい。。

ゲストハウスのオーナーさんはとても気さくな方。
チェックイン時間が予定より遅くなってしまうことを事前に連絡すると快くOKしてくれた。「着いたらここに来てね!」と教えてくれた場所は居酒屋(笑)
「もう飲んじゃったよ~」と顔を赤らめつつも、丁寧に宿泊先の説明をしてくれた。

建物自体は古く、歩くとギシギシいうし、壁も薄い。
でも、ドライヤーはナノケアを新調した、とドヤ顔で教えてくれるオーナーさんが可愛いらしくて、宿泊先をここにして良かったなぁと思った。

温かいオーナーさんが好きな方はぜひ会いに行ってみてください!


今回、文字にして残しておきたかった理由

最初はこんな理由。
”不思議な魅力を感じたから。”

でも、人に薦めたいか?
と言われるとちょっと悩ましい。
この微妙なニュアンスを伝えることが難しいのだが、
”王道の観光地” という気はしない。
知る人ぞ知る・・・?
好きな人は好き・・・?
うーん。
しっくりくる表現が思いつかない。

こればっかりは、行った人が感じたことが全てなのかなぁという気がしている。
行った人が全員同じことを感じるかは分からないけど、行く人は、きっと何かご縁があっていくんだと思う。
だから同じことを感じとっていたら嬉しいなぁと他力本願なことを思う。

で結局、人に薦めたいわけでもないのになぜ記事にしたのか、改めて自分に問うと、

「俵山温泉」という存在がずっと続いてほしいと思ったから。
「俵山温泉」という場所がある、実家みたいな、地域の人が日々を大切に暮らしている場所がある、ということを知ってほしいから。

行ってほしいとまでは思わない。
でも、知っててほしい、
そんな風に思ったから。

自分でも、ここまでなぜ気に入ったのか、心が動いたのか本当に不思議なんだけれど、
福田泉月堂で出会った方や、ゲストハウスのオーナーさんたちとの交流を通して、人の温かさに触れ、そう心から思った。
きっと不思議な魅力に憑りつかれてしまったんだと思う。

……気になった方は、
ぜひ足を運んでみて体験してみてください。

(結局すすめてしまった、、、(笑))

まとまらない記事ですみません、、、
お読みくださった方、ありがとうございました(^^)/

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