見出し画像

氣づきの国語辞典「リ」編

里→「区画された耕地」の象形と「土地の神を祭

るために柱状に固めた土」の象形から耕地・土地

の神を祭るための場所のある「さと」を意味する

「里」という漢字ができた。

理→「三つの玉を縦紐で貫いた」象形(「玉」の

意味)と「区画された耕地の象形と土地の神を祭

るために柱状に固めた土の象形」(「整った筋」

の意味)から、「玉の筋の目を美しく見せるよう

に磨く・整える」を意味する「理」という漢字が

できた。

利→「穂先がたれかかる稲」の象形と「鋭い刃

物」の象形から、稲を栽培し、鋭い刃物(すき)で

土を耕すことを意味し、それが転じて、「するど

い」・農耕に「役立つ」を意味する「利」という

漢字ができた。

東大阪市にある八戸ノ里駅近くにある彌榮(いや

さか)神社。

創建年代は不明だが、元々は牛頭天王(ごずてん

のう)と呼ばれていたとされる。

牛頭天王とは日本における神仏習合の神で、釈迦

の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされた。

また、蘇民将来(そみんしょうらい)説話の武塔天

神(ぶとうてんじん)と同一視されたり、薬師如来

の垂迹であるとともにスサノオの本地ともされ

た。京都の祇園や播磨国広峰山に鎮座して祇園信

仰の神ともされ、現在の八坂神社をはじめとして

全国の祇園社、天王社で祀られた。

また陰陽道では天道神と同一視された。

御祭神は、素盞鳴命(スサノオノミコト)と天穂日

之命(アメノホヒトノミコト)。

彌榮とは、主に一層、栄えるという意味の単語。

八坂神社のヤサカの音とも非常に似ている。

ヘブライ語でヤサカは神が見る、ヤッサは神が守

るという意味になる。

ギオンとシオンの音も似ているし、祇園祭が行わ

れる7月17日はノアの箱舟が地上に降りた日でも

ある。

京都にある太秦(うずまさ)は秦氏が朝廷への税金

の代わりに絹や布を献上していたとされ、 それ

らをうず高く積み上げていたことに感動した天皇

が、「兔豆母利麻佐(うつもりまさ)」という姓を

秦氏に与えたことに起因するといわれている。

日本の長い歴史の中には他国の影響も色濃く残っ

ている。

#氣づきの国語辞典
#氣づきのがっこう
#ことだまのせんせい
#里
#理
#利

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?