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氣づきの国語辞典「ムラ」編

村→ 「大地を覆う木」の象形と「右手の手首に親

指をあて、脈を測ることを示す文字」(ここで

は、「人」の意味)から、木材・人が多く集まる

「むら」を意味する「村」という漢字ができた。

※邨は村の旧字。

邑→ 「特定の場所を示す」文字と「座りくつろぐ

人の象形の変形したもの」から、人が群がりくつ

ろぎ住む所、「村」、「里」、「都」を意味する

「邑」という漢字ができた。

「邑」は囲いのある場所としての領地の意味があ

る。

また、「屯」という文字は駐屯地などと書くよう

に、「たむろする」という意味がある。

「村」は「囲いのあるところで農業従事者たちが

たむろしている」状態を意味する。

ここに集落を作ると宣言し、我々が守るからここ

で仕事に従事してほしい。と権力者に守られた集

落のことを村と呼ぶようになった。

奈良県磯城郡は田原本町にある村屋坐弥冨都比賣

神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)。

高皇産霊命(タカミムスビノミコト)の姫神で

ある、三穂津姫命(ミホツヒメ)と大物主命。

三穂津姫命は高天原から3本の稲穂を持って降り

、稲作を中津国に広め国を豊かにした『内助の

功』にあたる神として知られる。

この二神は夫婦であることから縁結びの神社で

あるとともに大神神社の別宮としての顔も持つ。

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