氣づきの国語辞典「成人の日」編
成人の日
現行の成人の日は「子どもから大人になった自覚をし、自ら生きようとする成人を励ます日」
1月の第2月曜日となっている。
元々、日本には子どもから大人への通過儀礼として「成年式」があった。
労働・行政・婚礼において一人前と認められる行事。
大人への成長を祝い、見守り続けるものとして存在。
女子は13歳で「ユモジ祝い」「鉄漿(かね)祝い」が行われ
男子は15歳で「元服(げんぷく)」「烏帽子祝い」「ふんどし祝い」が行われる。
各家庭で成年式を行った後、烏帽子親、鉄漿親と縁組みする。
これは親以外で相談役の大人を持つことを意味する。
平成30年の民法改正で成年年齢が18歳に引き下げられた。
また、女性の婚姻開始は18歳に引き上げられた。
平等という意識も大切だが、性差など違いを認めることも大切だと思う。
次回は「建国祈念の日」編!