自粛警察について、こんな例えを示しては如何でしょう？（1474文字）

自粛警察の問題について考えてみたんですが、
これは本当に難しい問題ですね。

ポイントは
「✅外出のリスクに気づこうと思って気づくことはできない」
なのかなと考えました。

これを解決するために必要なことは
結論から言うと「戦略的にコミュニケーションする」
だと思います。

外出自粛については、いわゆる「意識の高い人」と「意識の低い人」がいると思います。
(とりあえず、どっちが正しいのか正しくないかと考えない方が良いです。)

ここからが面白い例なのですが、

外出自粛はマラソンのランナー

両者を走る速さの違う「マラソンランナー」として捉えるとわかりやすいです。意識の高い人は速いランナー、意識の低い人は遅めのランナーといった具合です。

⚠️ここで皆さんに質問です！

「速いランナーが遅いランナーのタイムを縮めてあげるには何が大切だと思いますか？」

・トレーニング方法を共有する　とか
・おすすめのプロテイン、その他アイテムを共有

あるいは、
「おらぁ💢もっと速くいけるぞ！！」と応援するというのもありますね。

ここで本題に戻って、自粛警察の問題「(比較的)意識の高い人が意識の低い人を叩きすぎること」について考えてみましょう。

実はこの現象って「おらぁ💢もっと速くいけるぞ！！」
と言いすぎてペースの遅いランナーをいじめてる状況なんです。

遅いランナーからしてみたら
「もう全力出してるよ。これ以上我慢できないよ」
という状況かもしれません。

次の日も次の日も、なかなかタイムが縮まらないことに悩んでるあなたの前に「なんでお前そんなに遅いんだよ。もっとペース早くしろよ」と言ってくる人がいます。

この例えでは「タイムを縮める＝外出自粛する」という形で例えてみましたが、ただがむしゃらに「なんでタイム縮められないの？」と言ったところで

言われた側が辛いだけなのです。

効果的なコミュニケーションを考える

じゃあ、どうやってタイムを縮めるか！です。

現実的な話に戻りますが

例えば、「オンラインで会話する」それでも不安感が強いなら
不安を取り除く方法をシェアする。実際に一緒にワークに取り組んでみるのも面白いかもしれません。

試しに一つだけ不安を取り除く方法をシェアするなら
「筆記開示」がおすすめです。10分間自分の感情を全て書き出してみてください。不安や悩みは「表現する」ことが一番大事ですから。

書き終えたら、内容の差し支えない範囲でシェアしてください。そうすることで、「他人もこういうところで悩んでるんだな、不安に思うことがあるんだな」と気づくチャンスを得られますよ。

もちろん、「外出しない方がいいぞ！」と言ってあげることも必要です。さっきの例で言い換えるなら「テクニックばかりアドバイスされて、気持ちの面のフォローがない指導者」という感じになってしまいますからね。

ただ、絶対に言えることは冒頭でもちょっと話した「どちらかが正しくて、他方は正しくないということはない」ということです。（ちょっと複雑な言い方になってしまいましたが）

今、早く走れる人もまだ早く走れない人もどちらももっと早く走れるようになりたいわけですからね。

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