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気づきのマーケティングを始めましょう

私は、今までいわゆる経営コンサルタントとして経営者の方々や管理職をはじめ多くの方々と接してきました。

コンサルタントの仕事は企業の業績を上げることです。そのために働く人の労働意欲を高める様々な方法を模索し取り組んできました。

その取り組み内容はまだまだ十分とはいえません。しかし同時に取り組みの方向性に常に違和感を感じていました。「違和感を感じる」と表現したのは、今だ「これだ!」と言えるものを突き詰めていないからです。

しかし今現在わかってきたことがあります。

人は皆口には出さないけれど、どこかで自分の価値観を変えたい、これまでの考え方を根底から変えたい、本質的な心の変化を生じさせたい、と願っていることです。

またその願いに気づいていても日々の生活の中で豊かさを求め、「自分の奥深くにある思い」を誤魔化してきたことです。

私も同じです。

今まで触れたくない、話したくないと心に封印してきたことをそろそろ話しあってみませんか。

一人では勇気が要りますが皆さんがそう感じていれば前に進めます。

「気づきのマーケティング」は単に仕事のスキルではありません。

仕事の成功は必要です。
成功という果実がないと人はなかなか行動できませんから。
しかし本当の価値はその過程(プロセス)にあります。果実ではなくプロセスの中で見つけた「学び」に本当の価値があります。

気づきは「生きがい」に繋がる行動への取り組みです。

「気づき」とは、今までの視点を変えて本当の自分と向き合ってみることです。理解し、“わかる”ことではありません。感じて“思い出す”ことです。

「頑張っているのに思うような結果が出ない」
「仕事はそこそこ順調、でも何か違う、物足りない」
「お金は大事、でも仕事の中にもっと喜びを見つけたい」
「“いやし”という言葉がついつい口からでてしまう」
「自分の存在価値がわからない」
「嫉妬する、憎悪する、他人を認めない。
 そんな自分に自己嫌悪を感じてしまう」
「他人の気持ちがわからず怖い」
「やっぱり…」「どうせ…」とすぐに落ち込んでしまう
「人生の目的がわからない」
「相手のために…」と思っているのに誰も応えてくれない

いつも、こんな気持ちが頭の中でグルグルと回っていませんか?

「頑張れ」と自分を鼓舞しても、いつかまた同じ気持ちが襲ってきませんか?

大丈夫です。

あなただけが感じていることではありません。
私も同じです。誰でも抱いている気持ちです。

でもこんな気づきができたらどうでしょうか 
 
「他人が私に何を言っても何をしても、私は価値のある人間だ」
「本当は人に喜びを与えることで役立ちたいと思っている自分がいる」
「マイナス感情の裏には同じ大きさのプラスが潜んでいる」
「自分のセルフイメージは自分で決められる」
「お金はエネルギーであり、心の豊かさと自由をもたらす」
「人間関係は自分の課題の反映であり、自分の引き寄せの結果であり、
 自分が何者であるかを別の視点で見せてくれる最大のプレゼントである」

そしてこんな自分になれたらどうでしょう  

「相手への自分の愛情を素直に言葉にできる」
「自分の長所を生かして一生懸命働くことができる」
「学び(気づき)を得て、生まれてきた目的を達成する」

しかし現状と自分のなりたい姿には大きなギャップがあります。

ギャップを埋めるために、単に「ポジティブに考えよう」ということではありません。今まで考えて考え、悩み抜いてきたわけですからそう簡単にはいきません。

いい意味であきらめて下さい。

「あきらめる」という言葉の語源は“あきらむる=あきらかにする”ことです。こうありたいという私をあきらめて、こうなれない私を明らかにした時自分の真実への道が開けます。むしろ考えず、気負わず、元々わかっていたことを素直に思い出すだけです。そしてそれを言葉にして実行することです。

このギャップを埋める方法、それが「気づきのマーケティング」です。

「気づき」とは、今までの視点を変えて本当の自分と向き合ってみることです。

……発見、思い出す、創造すること

「マーケティング」とは、自己を表現することです。

……言葉にして(宣言して)実行すること

「自分の長所を生かして一生懸命働く」

言葉で書くと簡単ですが、まずはこの行動をしてみましょう。

「自分の長所を生かして一生懸命働く」とはどういうことか?

「自分の長所を整理してブランド化し、生かす方法や場所(ステージ)を決めてそのブランドを表現し、誰かのために動く」ことです。

これが、「気づいてなりたい自分になるための処方箋」です。




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