心の体重をのせて
心にも重さがある。
心臓のことじゃない。脳のことでもない。
目に見えない気持ち・・・
心の重さは、言葉で表現される。
「軽い気持ち」とか、「重苦しい」という重量の言葉で、今の心の重さを表す。
楽しくて、何もかもが軽く感じるときがある。
息が出来ないわけでもないのに、胸のところが鈍く圧迫され重くなることもある。
「人の魂の重量は21グラム」という説がある。
でも、心の重量は聞いたことがない。
軽くなったり、重くなったりするからだろうか?
少なくても、魂が軽くなったり、重くなるとは聞いたことがない。
やはり、心と魂は違うようだ。
私にとって、魂は次元の違う存在のようだ。
そして、楽しい時は、心は明るい色になる。
苦しい時は、暗い色を想像する。
でも現実には、心臓も脳の中も色が変わることはない。
心の重さの話に戻そう。
「いつも軽い気持ちで生きていこう」という提案ではない。
心の重さを改めて感じてみたい。
今、重い気持ちでいるな、とか、軽く舞い上がった気持ちとか
イイもワルイもない。
ただ自分の今を感じ取って欲しい。
それを評価する必要もない。
第三者的に、今の自分の心の重さを感じとって欲しい。
そして、それを楽しんで欲しい。