可哀想な無駄毛

私は無駄毛が可愛くて仕方ない。
冬の間は腕や脚の毛は剃ってない。黒タイツを履いているからバレない。

夜に散歩したり、日中でも人気のない所に行く時はタイツを脱いで無駄毛を日光浴させている。
風にふかれてゆらゆらする毛はタンポポみたいで可愛い。

遠慮がちにフワフワと生えて、可愛い。

可哀想な無駄毛。
生える場所が違えばきちんとトリートメントをしてもらって、櫛でといたり、みんなから綺麗だねって言われるのに。

春先になって、黒タイツが履けなくなると、私は仕方なく剃ってしまう。
可哀想な無駄毛。
黒タイツが履けるようになるまで。また、会いましょう。

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