選挙芸人が中学生で選挙にハマった理由

僕が選挙を好きになったのは中学生。
前回小学生とnoteに書いたがちゃんと調べたら中学生でした。

友達がワンピースとかナルトとかにハマる中
ジャンプではなく選挙に情熱を感じていました。

普通に考えたら気持ち悪い。

当時LINEがあったら、
僕は選挙演説の写真を友達に送って
「あいつ気持ち悪い」ってなって
確実にいじめられていただろう。

ガラケーがいじめを守ってくれたのだ。


僕の家族は全く政治に関わりがない。
知り合いの議員は1人もいないと思う。

そんな中何故僕が選挙にハマったのか。

2006年の衆議院補欠選挙だ。

僕の地元は千葉県の流山市
最近だと子育てしやすい町、子育て世代がどんどん増えてる街として有名だ。
以前Wikipedia に
名前の縁起が悪いという理由で別の街の産婦人科を使うと書かれていました。
僕も隣の柏市で生まれている。
※流山にも産婦人科あります。

そんな流山は補欠選挙でスポットライトを浴びたのだ。
全国から多くの有名議員、そしてメディアが集結した。


そして話題になったのは
さいとう健候補の演説だ

「最初はグー さいとう健!」
さいとう健ジャンケンが話題になった。


そうです。さいとう健ジャンケンをやっていた地元の子どもなのです。
僕はさいとう健じゃんけんという選挙にハマる英才教育を受けていたのです。

僕は別に純粋にさいとう健ジャンケンをやっていたわけじゃありません。
「しょうもな!」って思っていました。

そりゃそうだ
じゃんけんで最後に“けん”で終わることはない。

「無理矢理すぎる!」

「なんなんだ!」

そう思っていました。


ただ、もっと衝撃的な事実を知った。
さいとう健候補のプロフィールに“ハーバード”って書かれた文字を見た。


「ハーバードの人がじゃんけんをしている⁉︎」


更に追い討ちをかけた出来事があった。

当時ハマコーさんの生土下座を見たのだ!

迫力があった。

一緒にハーバードの人も土下座してる!!!!


ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁー

ハーバードの人がジャンケンして、土下座しないといけない“選挙”ってなんだ!!!
意味が分からな過ぎる!
僕は「ハーバードの人がそこまでしないといけない選挙ってなんなんだ⁉︎」
という衝撃で選挙に興味をもちました。

結局さいとう健候補は落選しました。

僕の記憶が正しければ
ジャンケンを辞めた、次の選挙から当選しています。


興味はここで終わりませんでした。
さいとう健候補がずっと駅前で
「おはようございます」って挨拶してくるのだ。


意味が分からなかった。


通りがかりの人に誰にでも挨拶していいのは
学校の用務員のおじさんだけの特権だと思っていた。

「落選した罰ゲームで駅前で挨拶しているんだ」
当時そう理解していました。


月日が流れ
さいとう健議員はなんと大臣になった。
当選3期目で大臣になるのは異例らしい。

僕の感情は嬉しかった。
地元の政治家が大臣になるのはなんだかんだ嬉しいんだなと思いました。

香川真司選手がドルトムントでゴールを量産していた時に感じていた
“誇らしい”
と同じ感覚でした。


僕はお話した事もありませんが
選挙を好きになった原点は
さいとう健議員です。


最後は
サザエさんみたいに

さいとう健!


正解はパーでした。


YouTubeチャンネル 山本期日前ステーション
https://www.youtube.com/channel/UClLWZ2OTmlI3unLKYtQJsMw


note
https://note.com/kizitumae

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