終わりには君の歌を

夢の終わりには
いつも君の歌があった
悲しい歌声は
どこまでも優しくて

どこかで産声が上がった
その声に乗る感情を
僕らは、いつも考えていた

それは喜びか、嘆きなのか
はたまた嘲笑か

君の歌が聴こえる
新しい命の誕生とともに

僕らは夢から目覚める
もう君の歌声が聴こえることはない

また聴かせてくれないか

君の歌が告げる
終わりが始まる、その時を

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