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2023/5/11~5/17 ほぼゼロから始める北海道大遠征! MO青森・北海道 6日目


前回の旅の続きです


北海道旅もいよいよ6日目
おかげさまでここまで全て予定通りに回れているため、問題なければ今日でMO北海道が獲得できそうな予感です…!

残るは山線と室蘭本線の一部
まずは山線へ乗車するため、1日目以来に札幌から西へ向かいます

本日も札幌駅からスタート!

…なのですが、目的の電車までかなり時間があったためせっかくの機会、札幌駅周辺を散策しました

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)です
館内は観光者向けに一般公開されており、北海道の歴史を辿る事ができます
…が、ちょうど改装工事中でした
2025/3にリニューアルオープンの予定です!
大通公園の噴水
街中の公園の噴水って良いですよね
公園のベンチでここまでの歩みに思いを馳せながら、しばらく鳩と戯れてました


札幌駅周辺をぶらぶらした後は、市電に乗車
市電で札幌の街をぐるっと一周します

朝の通勤時間帯という事もあり、かなりの密度で市電が走っています
道路が混雑している事もあり、途中後続の市電に追いつかれる場面もありました


途中、山鼻9条停留所で下車
同停留所から歩いて数分の所にある、道内在住のフォロワーさんイチオシのサンドイッチ屋さん「サンドリア」さんにお邪魔しました

札幌市に2店を構えるサンドイッチ屋さん「サンドリア」さんです
こちらが本店なのですが、本店はなんと「24時間営業」です!Σ(・ω・ノ)ノ
手作りのサンドイッチが道民や観光客に大人気で、札幌駅構内にあるサンドリアのサンドイッチ自販機(凄い!)はお昼までに完売する事も珍しくないとか
今回来店したのが平日の午前10時頃でしたが、お店の前に5人ほど列ができていました
人気が伺えますね


こちらでサンドイッチを購入し、市電を一周し札幌駅に戻ってきたのが午前11時頃
限界旅勢としてはかなり遅めの、午前11時から電車移動スタートです!

札幌駅から特急十勝で長万部駅へ
山線へと乗り換え、山線を経由し再び札幌駅へと戻ります

こんな感じにぐるっと一周
所要時間はトータルで約6時間ほどです
函館本線から分岐している山線は1日4本の運行しかなく、乗車には計画的なルート選定が必要です
ちなみに札幌駅からスタートする場合、明るい時間に山線を乗車できるのはこの1パターンしか存在しません
特急北斗で長万部駅へ
札幌の街をゆっくり散策してたらいつの間にか発車の時間が近づいていて、市電から札幌駅まで小走りしました
これを逃したら終わりだったので、結構危なかった…
サンドリアさんで購入したサンドイッチでお昼ご飯
左からバジルトマト・テリマヨ・Wエッグ・フルーツ
見ての通り、圧倒的ボリューム!パンもふわふわでとても美味しかったです
お腹いっぱいになりました😋
1日目以来の内浦湾
本当に綺麗で、何回でもいつまででも眺めていられます


美味しいサンドイッチや素敵な景色を堪能し、午後1時半頃に山線への乗り換え駅、長万部駅へと到着しました

長万部駅に到着
「おしゃまんべ」と読みます
「おしゃまんべからにせこくっちゃん方面はお乗り換えです」というアナウンスが流れます
漢字で書けたらあなたも北海道マスター!
山線に乗り換え、倶知安へ向かいます


「山線」とは通称であり、正式な名称ではないのですが
その通称通り、北海道の山をぐんぐんとかけ登る特徴的なローカル線です
とても素敵な景色でした✨️

山をぐんぐんと登っていきます
ずっと平地を走る路線に乗ってきたので、新鮮でした
山を開拓した土地が所々に見受けられます
山奥を進む列車はさながら本州のローカル線を彷彿とさせるのですが、スケールの大きさがここが北海道である事を思い出させてくれます
山線も、例に漏れずアイヌ語由来の一風変わった駅名が多くあります
駅メモでは、同じ駅に累計50回アクセスすると「(駅名)好き」という称号が獲得できます
二股駅で上記称号を獲得すると、色々とまずい称号が出来上がりますw
北海道は他にも、大麻(おおあさ)駅の称号「大麻好き」も、一見危ない葉っぱ好きに見えてしまうことから人気(?)の称号となっています
なんともド直球な駅名、昆布駅
いつか駅メモで昆布好きを名乗ってみたい
海産物の昆布が由来という説もありますが、駅名の由来は諸説あるそうです
昆布駅のお隣、ニセコ駅
他に「トマム」駅等、アイヌ語由来でも漢字に置き換えられずカタカナ表記の駅も存在します
個人的山線ベストショット
山線でしか見れない、広大な地形を上から見下ろす事のできる構図が大好きです

時代の流れで将来的な廃線が決まってしまっているので、乗車難易度は高めですが是非廃線前に乗車してみて下さい!本当に素敵な景色が臨めます!

素敵な景色を堪能し、15時に倶知安駅に到着しました

倶知安駅に到着
倶知安と書いて「くっちゃん」駅です
初見ではまず読めませんね
上で紹介したアナウンス「おしゃまんべからにせこくっちゃん方面」は、正しく表記すると
「長万部からニセコ・倶知安方面」となります
駅前が自然を活用して、綺麗に整備されていたのが印象的です
いつか降り立ってみたいですね


倶知安駅から引き続き山線を進み、終点の小樽駅へと向かいます

銀山駅
ちょっと見切れてますが、緑の山々に赤のチューリップがよく映えています
倶知安駅から先も、広大な北海道の地形を堪能できます


倶知安駅から更に1時間ほど乗車し、16時30分に小樽駅へと到着
快速エアポートに乗り換え、17時に札幌へと戻ってきました!

いよいよMOも目の前
軽く腹ごしらえをしたのち、19時に札幌から再びスタート
特急ライラックで岩見沢駅へと向かい、室蘭本線へ乗り換え
行程上まだ乗車できていなかった最後の区間、室蘭本線の岩見沢~沼ノ端間に乗車し、MO北海道獲得へ!

沼ノ端駅まで乗車後は、千歳線経由で再び札幌へと戻り移動終了の予定です
ついにゴールの時が近づいてきました
岩見沢駅から、夜の室蘭本線へと乗り換えます
チラリと見えていますが、車内は帰宅途中の学生さんでいっぱい!とても賑わっていました


この時聞こえてきた、車内で課題を進める学生の会話が今でも忘れられません


「なんだよお前yの8乗って!お前は8条でも9条でも勝手に行っとけよ!!!」


※8条、9条は札幌市や旭川市にある地名


8乗と8条をかけた、素晴らしい地元ギャグに思わず「ふふっ」と笑いが出てしまいました
電車内でしばらく思い出しては1人で笑っているやべーやつになっていました…(°∀° )

そんな楽しい車内の会話を聞いているうち、どんどん電車は進み
千歳線との交差駅である沼ノ端駅の1駅手前の駅、遠浅駅にて、ついにその時が訪れます

遠浅駅にて、ついに…
やりました

MO北海道達成!!

ありがたい事にこの6日間、天候にも恵まれ1度もダイヤが乱れることなく
予備日を残して、6日間での達成となりました!
長いようであっという間の6日間でしたが、本当に楽しかったです!

ついに残すは福岡県の新駅と、沖縄県を残すのみとなりました


遠浅駅を発車し、MO北海道達成の余韻に浸っていた所
突然「ガン!!」という大きな音とともに電車が急停止
何事かと思いましたが、鹿との衝突により緊急停車したとの事!

ちょうどこの辺りで電車が鹿と衝突
安全確認のため10分ほど停車しました
MOを獲得した直後に、今旅初の鹿衝突トラブルに遭遇しました
割と町に近いエリアで発生したので驚きでしたが、北海道のこのエリアでは日常茶飯事とフォロワーさんから伺い、2度驚きました


運転手さんの手馴れた対応がとても印象的でした
悲しいかな、頻繁に発生するんでしょうね…ここまで当たらなかったのは本当にラッキーだったと思います

10分ほどの安全確認ののち、運行再開
千歳線乗り換えの電車を待つため、沼ノ端駅へと降り立ったのですが
そこには予想もしない光景が広がっていました!

霧!

駅周辺が霧がかっていて、とても幻想的な風景が広がっていました!
これは「海霧」と呼ばれる北海道南の太平洋で発生した霧が、南風に乗って陸に流入してきたものです
気圧配置の関係で、特に夏場は釧路市を中心とした太平洋側の地域で霧が発生することが多くあるとの事
(釧路市は夏の霧観測日数の平年値が月あたり約16日で日本一です!2日に1回観測されるって、本当に多いです)

観光客にとってはいいかもしれませんが、住民にとっては大変そうですね…
北海道に住んでいる方は本当に「強い」なぁ、と改めて感じました

幻想的な光景に思わず何枚も写真を撮影したので、一部抜粋して紹介します✨️

反対方面に走りゆく電車
霧の中へと消えてゆく電車が本当に幻想的でした
乗車する電車が到着
到着した頃には、肌に水分がまとわりつき服もしっとりしてくるレベルに霧が濃くなっていました


沼ノ端駅で思わぬ幻想的な景色を目の当たりにし、乗り換えの電車に乗車
霧のためさらに15分ほど遅延し、日付の変わる頃に無事札幌駅へと戻ってきました!

札幌駅に到着
終電でほとんど人がいませんでした


色々あって遅くなってしまいましたが、実はまだ行けてなかった札幌の名物を食べに街へと繰り出します
今回頂いたのはこちら!

旅の〆にふさわしい、美味しそうな味噌ラーメンです
美しい!


札幌駅から歩いて10分ほど
「久楽」さんで白味噌ラーメンを頂きました!
温かい濃厚な味噌スープがここまでやり切った体に染みます🍜
本当に美味しかったです😋

この後、少し街をぶらぶらしていたところ
こんなものを発見しました

レンタサイクル!


夜の街を歩きながら、明日で北海道の旅も終わりかぁ…楽しかったなぁ…
と物思いに耽っていたのですが
そんな折にこのレンタサイクルを見かけ
やるしかねぇ!と、勢いでレンタルし乗車
夜の街を見ながら、市電の走るルートをぐるっと1周…では終わらず、2周してきました🚲

旅の終わりが近づいてきた時のあの名残惜しさを振り払うように深夜にレンタサイクルを乗り回し、宿に着いたのはなんと午前3時頃(!)

乗り回って疲れた頃には寂しさもすっかり消え、最後まで楽しむぞ!という気持ちでベッドに入り、すぐに眠りにつきました…


もうちょっとだけ、つづく

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