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2022/8/19 広島日帰り旅

前回の旅から約3週間後…


前回の旅で近畿地方を制覇し、ほとんど手付かずだった中国地方の攻略を開始(´∀`)

広島へ向かい、路面電車の駅を回収
その後北へと向かい、駅メモ上の取得難易度が最難関クラスと言われる廃線の三江線エリアへ
南半分を回収し帰路へ着く日帰り旅を計画しました

三江線は取得難易度が高いと聞いていたので後に回す予定だったのですが、この時点で日帰りで回収可能なエリアがここぐらいしか残っていなかったので…
いきなり高難易度にチャレンジすることに!
果たして上手くいったのでしょうか…?



高松からスタートし、広島駅へ向かいます
三原駅より西、山陽本線と呉線に分岐するエリアは、まだどちらも通った事がありませんでしたが時間のかかりそうな呉線から先に乗車しました(*^^*)

所要時間は約5時間
呉線 三原~海田市駅間の中間駅数は26駅あり、中間駅数が最大20駅までしか対応できないルートビューンは使えません
…が、リンクしている駅はルートビューンの対象とならなくなる仕様を利用し、山陽本線で三原~海田市間を通過時、呉線の同区間を6駅以上リンクしている状態にすると三原駅or海田市駅から呉線をルートビューンで取得できてしまう、という裏技があります!
…が、アイテムの消費数やリンクの不確実性、そもそもこのエリアを1度しか通らずに周辺を埋めるのは難しい事などを考えると普通に乗車した方が良いと思いますw
景色も良いですしね!
ありがたい事に天気は晴れ
晴れの日は呉線から瀬戸内の景色を堪能できます!
写真は、特に海岸際を走る安芸幸崎~忠海間で撮影したものです
まるで砂浜から撮影したかのような近さですが、これ車窓なんですよ!


そして駅メモを初めてからは初の広島県入り
広島駅に到着です!

広島駅到着
当時、駅構内は工事中でした


新しいエリアに来たので、まずは周辺路線の回収から入ります
広島駅から可部線で大町駅へ
広島新交通アストラムラインへと乗り換え、広域公園前駅へ向かい、折り返して広島駅まで戻ってきました

広島市の北部を高速道路沿いにぐるっと回るアストラムライン、乗車必須路線です
一見レーダーが届きそうに見えますが、周辺路線が詰まっていてレーダーが吸われるため届きません


続いて、広島駅から南部に広がる路面電車の回収へ向かいます

前回福井県の旧鯖浦線をレンタサイクルで巡ったのが楽しすぎたので、今回も前回の旅に引き続き、レンタサイクルで巡ることに!

レンタサイクルで路面電車エリア巡り
最近、都市部を中心に時間貸しのレンタサイクルが増えてきていて嬉しい限りです
修学旅行以来の平和記念公園(原爆ドーム)来訪
やりたい事ができる今の平和な世界、日本に感謝すると共に、やりたい事はやれる内にやらなきゃね!と思いを新たにしました
広島駅から南は太田川から分岐した複数本の河川が広島湾に向かって流れていて、各河川に架かる橋からその雄大な流れを眺める事ができます
写真は、路面電車も通る御幸橋から臨む京橋川です


こうして、2時間ほど広島の街をレンタサイクルで堪能し、広島駅に戻ります
ここから本日のメイン、三江線跡へ向かうため、まずは芸備線で三次駅へと向かいます


広島県の三次駅と、画像左上に見える島根県の江津駅をかつて結んでいた三江線
両端駅を除いた駅数は33駅!
周辺路線からレーダー取得不可な駅が多く、アクセスも悪い事から駅メモ的三大難関路線の1つとされています

現実的な攻略法の1つとして、北側(江津本町~沢谷)は山陰本線からレーダー取得
南側(尾関山~潮)は三次駅からバスでレーダー取得できる所まで進み埋める、という方法があります
今回はこの案を採用し、北側から取得できない潮駅以南の取得を目指します
三次駅に到着
ここから廃線方面に向けバスが出ています
…が、1日3~5本程度しかなく、その中で折り返す事のできるものとなると、かなり絞られてきます
挑戦する際はバスのダイヤをよく確認し、余裕を持ってチャレンジしましょう


三次駅から君田交通「川の駅三次線」へ乗車し、三江線跡へ
途中の景色は、はっきり言って衝撃でした

・ガタガタでバス1台通るのがやっとのような道(一応国道)を進む
・乗客は往復路とも、土木業の仕事帰りと思われる乗客数名のみ
・「このバスはフリー乗降車できます。ご希望の方はお申し付けください。」のアナウンス
・周辺の景色はあまりに退廃的(ノスタルジー)で、人の気配が全く無い区間が続く

…と、今まで旅をしてきたどのエリアよりも特徴的で、人の気配が無さすぎてある種の恐怖を覚えるレベルでした(´ºωº`)
曲がりなりにも電車の通っているエリアを中心に旅をしてきたのに対し、三江線のような完全な廃線エリアに来るのは初めて
電車すら通らないような地へ実際に足を運び、この目でその現実を見ることができ、本当にいい経験となりました!

ノスタルジーな景色が続く中、バスは30分ほどで終点、川の駅常清停留所へ到着
折り返しのバス待ちの間、周辺を散策します

川の駅 常清
誰もいませんでした…

この停留所からだとレーダー取得目標の中で一番北の潮駅のみレーダーが届きません
そのため、折り返し待ちの間に5分ほど北に歩き、潮駅をレーダー範囲に捉えて取得する必要があります
ここら辺の解説はいつか別記事でやりたいですね
周辺は正にノスタルジーの一言
道路はあれど、車は1台も来ません
周辺には目立ったお店もなく、つぶれた建物がいくつかあるだけでした
「人のほとんどいない田舎」でもなく、
「人のいるはずのない山中」でもない、
「かつて人のいた形跡はあれど人っ子一人見当たらない」という状況に、だんだんと恐怖を覚えていました
これが「限界集落」というものなのか…と
このような現実を目の当たりにできて、本当に来れて良かったと思います


潮駅まで無事レーダー取得した後は駅メモの事を忘れ、帰路につく中、ここまでとこれからの旅の意義について考えたりしていました
路線を巡っているだけではまだまだ知れない事も沢山あると気付かされ、電車巡りの旅を一時中断しようかとさえ考えていました

色々悩みましたが、まずは電車で日本を全部見てから!先の事はそれから考えよう!という結論に至り、この先も引き続き電車旅をして行くことになります…


最後になりますが…
アクセスが難しいですが三江線エリアは是非一度足を運び、自分の目で見てみてください!
きっと素敵な経験ができるはずです…(´∀`)


つづく

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