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わくわく伝染ツアー2024

前回の記事でも紹介した和田裕美さんの「わくわく伝染ツアー2024」
1月21日、東京渋谷のさくらホールまで行って来ました。

和田裕美さんの代名詞である「陽転思考」元々は松下幸之助氏が提唱していたものですが、これに和田さん独自の「ひとつの事実から『よかった』を探して切り替える」という解釈を加えたもので「新陽転思考」または「和田式陽転思考」と呼ばれています。
「ポジティブシンキングみたいなもの?」とよく聞かれますが、ポジティブシンキングとは大きく異なる点があります。
それは「落ち込んでもいい、ネガティブになってもいい」こと。
一旦落ち込みやネガティブな気持ちを受け入れて、その中から「よかった」ことを探し出して前に進んでいこうという考え方です。

「財布を落としてしまったけど、現金をあまり入れてなくてよかった」
「志望校には不合格だったけど、滑り止めで入った高校の制服がかわいいのでよかった」
「試合には負けたけど、最後にホームランで1点取れてよかった」
という感じです。

その陽転思考を土台として、講談師の方が出てきたり、和田さんの脳内会議(一人芝居)絵本の朗読、小説の場面のお芝居などがあり、笑いあり涙あり、聞くだけでなく「体感」できるエンターテインメントでした。

3時間の公演があっという間に終わってしまいました。
「終わってしまいました」と書きましたが、公演の中で和田さんは、
「終わりはすべての始まり」とおっしゃっていました。
私自身も参加した方々も、皆さんそれぞれに自分の生活があります。
その中でこれから新しいことややりたかったことを「始める」ことでしょう。何かが終わったとしても、その後にはまた新しいことが始まります。

私ももう還暦が近い年齢ですが、まだまだ新しいことやできなかったことを「始めて」みようと思うことができました。

~あなたはよく こう言っていた 終わりははじまり~
(佐野元春『グッドバイからはじめよう』の歌詞より)



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