デバイスの進化と変化は繰り返す　その3

その2からのつづき

ワンセグがスタートした2006年の年が明けた2007年1月に事件は起きたんです。そうです米サンフランシスコで開催されたMacworldで、スティーブ・ジョブズ氏が初代iPhoneを発表したんです。

当時、日本テレビのアメリカ法人の副社長S氏に電話して「とにかく並んで買ってください〜〜」と電話した覚えがあります。
入手してすぐ日本に届けてくれました。初代iPhone。あの頃携帯のSIMはAT&Tの2Gでしたね。基本的にはWi-FI前提。
せっかくパケット通信機能があるのに、フル機能を使うにはWi-Fi推奨かよ！というところはありましたが、
画期的なUIで、当時日テレの編成局のフロアで見せていたら、人だかりができましたよ。技適の問題もあるので工夫をしてね。

余談ですが、私が自信満々に端末を説明していたら、その人だかりの中から、のちに日本テレビの社長になる小杉さんが
「安藤が凄いんじゃないぞ、iPhoneがすごいんだ」と言っていた覚えがあります。（正しいw）

元々iPodの頃からiTunesなどで、音楽流通の形が変わりつつあるその頃、アプリストアの話も出始め、
私含む何人かは「これ向けに対応を検討しよう！」という話もしていましたが、
一方でガラケー全盛の時代です。このような端末の普及に半信半疑な声は多かったです。

そして翌年の2008年。iPhone3Gが発売され、まもなくAppStoreが登場し、SNSもその頃から徐々に普及し始め、Youtubeも大きく伸び始め、生活が大きく変わっていったんですよね。

そして今、スマホ全盛時代です。
その4へ続く