【業界裏話】家庭教師業界①/子供の成績をあげたい保護者さま必見!!
この記事を読んでくれている皆様、ありがとうございます!
初投稿の1記事目にスキが2件ついて、若干テンションが上がっている器用貧乏王子でございます笑
いやあ、書いた文章が誰かの目に止まるってこんなに嬉しいことなんですね!!
スキを押していただいた方、後でフォローさせていただきます☺️
さて、だいたい導入が長くなる癖があるので、さっさと本題に入っていきましょう!
家庭教師業界....
多分この業界に興味をもつ可能性のある人というのは2通りしかいないと思います。
その2通りというのは
①子供に家庭教師をつけたいと思っている方
②家庭教師として働きたいと思っている方
なのでこの記事では①の観点から、記事を読んだ人が「これ読んでよかったー」となるような割とまじめな中身にしたいと思っております!!
②の観点からの家庭教師側の話は次の記事にてお話ししたいと思います。
②の記事ではちょっとエロい小話などもできると思いますので、乞うご期待!!笑
それではまず、①子供に家庭教師をつけたいと思っている方に向けて
ぶっちゃけ、子供に家庭教師をつけようかと思っている方が考えることはただひとつ、、、
家庭教師つけて子供の成績あがんの!?
この1点に尽きると思います!
結論から申します。
よっぽど当たりの先生がつかないと無理!です
自分は当時5人の専属生徒を受け持っており、その他にも人気の先生であったことから(自慢スタイルごめんなさい笑)、ヘルプ教師としてたくさんの生徒を見てきました。(専属の先生が体調不良などで授業を休む際は、別日を設定するか、別のヘルプの先生が訪問する)
勉強の苦手なお子さんには大きく分けて2通りの種類があります
それは、a.勉強をしないから成績が悪い子
とb.勉強をしても成績が悪い子 です!!
当たり前のことじゃないか!!!と思われる方も多いかもしれません。しかし
正直、この2通りの生徒に対するアプローチの仕方というのは全く異なり、そしてそのことを理解している家庭教師というのがあまりにも少ないのです!!
ヘルプの先生として家庭の訪問をした際にはまず、「いつもの先生はどんな風に授業をしているの?」と生徒にヒアリングします。
だいたいの先生の授業進行は
到着⇨宿題を採点する⇨間違ったところを解説⇨参考書に沿って授業進行⇨宿題を出して終了
だいたいこんな感じです。
別に悪いとは言いませんし、だいたいの家庭教師センターのマニュアルもこんな感じになっているのだと思います。
ただ、このやり方では正直成績は上がりません。
それは何故なのか。どうすれば成績が上がるのか。それをa.b.のパターンに分けて解説していきます。
a.勉強をしないから成績が悪い子
このパターンは正直骨が折れます。そもそも勉強をするメリットというものを、子供本人が感じていないのです。
いくら両親が「勉強をして、いい大学に入って、いい就職をすれば、人生がいいものになるぞ!!」と言ったところで、視野の狭い状態の子供にはピンときません。子供が考えていることなんて、明日友達と何しようかなあくらいです
このようなお子さんには、もっと目先のメリットや親しみやすいメリットを提示して、本人の心に勉強に対するモチベーションを構築する必要があります。
ただ、これを家庭教師の人間がやるとなると、相当難しいです笑
自分の成功事例をひとつあげます。
当時高校2年生の男子生徒を受け持つことになったのですが、その生徒は典型的な a.勉強をしないから成績が悪い 生徒でした。
両親は中央大学に子供を行かせたいと言っていましたが、生徒としては地元の私立大学でも受かって行ければいいやあくらいのモチベーションだったのです
そこで僕はひとつの作戦を実行しました。その作戦はなんと
A◯女優作戦!!
です笑
当時中央大学には現役の◯V女優がいると言うことで、自分もそれを「何故か」知っていました笑
そしてその事実をうまーくその生徒に教え、「中央大学に行ったらこんな子と一緒にキャンパスライフおくれるよ😀」と耳元で囁いたのです
今でもその生徒のニヤリとした顔は覚えています笑
教育者としてそのやり方はどうなんだ!?と言われたら返す言葉もないですが、これくらいの距離感で生徒と接することができることが、家庭教師の一番のアドバンテージだと思います。
結果、その生徒はその一言をきっかけとして中央大学への興味を持つことができ、自分との日々の勉強の中でモチベーションを維持しながら成績をあげていき、無事中央大学に合格できました。
限られた授業数の中でいかに生徒の心に火をつけ、勉強することのメリットを感じてもらえるか
これがa.勉強しないから成績が悪い生徒へのアプローチの仕方であり、それを実践している家庭教師の先生は滅多にいないのではないでしょうか。。。
b.勉強をしても成績が悪い子
こちらのパターンは比較的楽です。すでに勉強する習慣がついていますので、勉強の仕方=技術的な部分 を教えていけばいいのです。
勉強しても成績が上がらない生徒というのは、大概勉強をやった気になって終わっているケースがほとんどです。
よくあるパターンは、覚えなければ行けない単語や英語を延々書いていき、その言葉だけをインプットしてしまっているケースです。
そもそも「成績を上げる」ということは「問題が解けるようになる」ということです。勉強の本質という観点から言えば少しずれている話なのですが、学校の成績という点にスポットライトを当てれば、そう言い切っていいと思います。
例えば、学校のテストで「ローマ五賢帝の名前を羅列せよ」という問題が出ることはありません。なので、ネルヴァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、、、と5人の名前を覚えたところで学校の問題に正解することはできません。
実際にテストで出るような問題は「自省録を書いたのはローマ五賢帝のうち誰か」みたいな形なのです。
想定される問題はどのような問題なのか。それを想像しながら用語や解法をインプットしていく必要があるのです。
とまあ、技術的な話となると青天井なのでこの辺で。
ちなみにこう言った勉強の技術的な部分を教えることができる家庭教師の数も少ないと思います。いや、学校の先生も含めて少ないでしょう。
だらだらと長く書きましたが、家庭教師についての見解をまとめます
子供の成績を本気であげたいと思うならば、家庭教師はオススメしません
大概の家庭教師は、時給がもらえればいいやという感覚でやっていますので、毎回宿題と参考書の解説というワンパターンの授業が多くなりますし、それでは子供の成績を上げるための根本的な解決にはなりません。
子供の勉強へのモチベーションはきっかけひとつなので、なんとかそのきっかけを親御さんをはじめとする周りの人間が作ってあげればいいのです!
勉強の技術的な部分に関して言えば、東進スクールなどの優秀な先生の授業を動画に撮影しているようなところが一番効率がいいと思います。
長くなりましたが、家庭教師の業界を知る人間として、今回の記事を書かせていただきました!
参考になれば幸いです😀
次回は家庭教師業界の雇い側の話とちょいエロ小話です笑