嫌われすぎた広告代理店

こんばんは。
note読んでるよみたいな声をいただいて嬉しいです。
自己満足で書いているとはいえ、モチベになりますねやっぱり。

一応自分は『広告会社』で働いているのですが、
『広告代理店』といったりもします、
『広告代理店』の方がオールドな言い方です。
代理業ではなく、事業を仕掛けていける存在になろうという意味を込めて
『広告会社』と名乗るのが最近の潮流です。

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今回のタイトルは敢えて『広告代理店』という言葉を使いました。
広告代理店って本当に嫌われているなと常々思っています。

記憶に新しい「100日後に死ぬワニ」(なんであんな流行ったんだろう...)
も、広告代理店が関わっていると聞いた瞬間多くの人が冷めていました。
また、給付金事業が広告代理店に再委託されているというニュースもSNS上で大きく話題になっています。

もはや、名前が出ただけで反感を買われる状態。
生理的に嫌われているといっても良いかもしれません。
気持ちはわからんでもないのですが、コミュニケーションで世の中を変えたいと思って働いている身としては危機感を感じます。

嫌われている理由として、一つ真摯に向き合わないとなと思うのが、
広告代理店が関わることで、ヤラセ感が付き纏うこと。
今、世の中の人のコンテンツに対するヤラセ感への嫌悪はどんどん高まっているように思います。
(ヤラセ感っていう言葉あんまり言い得てないかも。
なんか発信側の企みにはまることへの嫌悪を伝えたいです。笑)

テレビ番組の凋落も多分にそこの影響を受けているのではないかと。

自分はテラスハウスを好きでずっと見ていたのですが、
見ない(嫌いな)人がよく言うのは、
「ヤラセでしょ。」

自分は別にすべてがリアリティだと思っていなくても楽しめるタイプなので問題ないですが、刺さらない人には刺さらないんだろうなと。

この傾向はどんどん強まっている気がしていて、
テレビCMでも、売りたい!っていうガメつさがあるものはやはり受け入れられなくなってきて、視聴者にとって取り分のあるものが受け入れられている。

サッポロ黒ラベルが好調なのも、そういった背景があるのかもしれません。
黒ラベルのCMって、「うまい!」「コクがある!」みたいな宣伝文句がほとんどなく、黒ラベルを飲んでいる人ってセンスが良いなあと思わせることに振っているなと自分は解釈しています。

**
発信者からの働きかけ型ではなく、視聴者の引き込み型**
なんですよね。

人で言えば、多くを語らない自分を持った人が今受け入れられるような。
コンテンツも草食系の時代なんでしょうか。

割と難しい時代になっちゃったなあとも思いますが、
逆にやりがいを強く感じるので、
芯はしっかり持ちつつやっていければと思います。

ではでは。


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