【税金浪費で安倍晋三の尻拭い】イージス搭載艦はいずも同様に「守る船から守られる船」へ(笑


イージス・アショア代替艦、2027年度就役へ 28年度にもう1隻

>防衛省は31日、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を代替するイージス・システム搭載艦を2027年度末に1隻就役させ、28年度末にもう1隻を就役させると発表した。

>基準排水量は約2万トン、全長210メートル以下、全幅40メートル以下で、自衛隊の艦艇で最大規模となる見通し。大型化して洋上での揺れを減らし、長期間にわたって迎撃態勢をとれるようにするという。

>乗員は各約110人で、船室は個室を基本とする予定。従来のミサイル防衛では対応が難しいとされる「極超音速滑空兵器」の迎撃能力の付与も視野に入れる。

「イージス・アショア」は安倍政権の首相官邸の思いつきで、米帝の歓心を買うために防衛省の一部の内局官僚を抱き込んだものです。そして法令やアセスメント、地元の説得も終わらないうちにお手つきでSPY7レーダーを発注しちゃったわけです。

結論からいえば、SPY7を違約金を払ってキャンセルすべきです。
誤りを認めず、それを国民の税金と自衛隊の犠牲で糊塗するものであり、国益を損ない、国防を危うくするものです。自民党や安倍晋三のチンケなメンツがそこまで大事でしょうか。

強行するならば岸田政権は無能、と自己宣伝することになります。

世間ではこれを一両惜しみの百両損といいます。

まず海自は米海軍同様のSPY6採用した次世代のイージス艦を建造します。これと「イージス・アショア」はイージス・レーダーも船の仕様も異なります。
異なるシステムを持った2つのイージス艦を整備すれば、海自の予算、人的な負担も大きくなります。本来海自の負担を減らすためにアショアを導入したはずが、お手つきで買った、SPY7を使うために無理やり船を作るわけです。

安倍晋三という天皇陛下を土下座させる、日本人から金を搾り取って韓国に送金し、あまつさえ北朝鮮に献金し、日本人女性を騙して韓国人に嫁がせるという反日カルトの走狗のメンツを保つために、国防を弱体化させ、税金を浪費すべきではありません。

いっそのことSPY7は防衛省内に設置して、のちの無駄遣いを諫めるモニュメントとして利用すべきです。


「イージスシステム搭載艦」の排水量は基準排水量が2万トンならば満載排水量は2.5万トンクラスでしょう。ひゅうが級DDHに匹敵します。
 おそらくこのサイズにするのはミサイルの搭載量を増やすためでしょう。イージス艦のミサイルの搭載数を増やすこと自体はぼくは賛成ですが、それは次世代イージス艦で行うべきであり、隻数の削減やクルー制の導入をセットで考えるべきです。SPY7を搭載してSPY6搭載艦と互換性のない「イージスシステム搭載艦」を二隻つくるのは金、とクルーの無駄です。

地上システムや専用のソフトウェアなど建造以外の見えない費用を含めれば、1隻4千億円程度になるのではないでしょうか。そのように海自の元イージスシステムの関係者は仰っておりました。


アショアの代案「イージス重巡」
https://japan-indepth.jp/?p=58316

>新たにイージス艦を建造するならばミサイルの搭載数を増やすべきだ。海自のイージス艦は駆逐艦といいつつ、基準排水量はこんごう級で7,250t、あたご級で7,750トンだ。最新型のまや級は8,200t、満載排水量は1万トンを超える。これは米海軍のタイコンデロガ級イージス巡洋艦に匹敵、あるいはそれ以上の大きさである。

>イージス艦を大型化して、その分ミサイルを増した「イージス戦艦」にする。あるいは「イージス重巡洋艦」と呼称してもいいだろう。
>あたご級はMk.41発射機64+32セルで96発搭載可能だが、これを128セルとか160セルに増す。セルが増えれば、状況に応じた多彩な弾種を搭載できて戦術的な柔軟性は向上し、飽和攻撃にも耐性が高くなる。
>その分少ない数の護衛艦でより高い対空戦闘能力を確保できる。1隻あたりのレーダーや基本的なシステムにかかる費用は同じで、ランチャー(とミサイル)コストが2倍になり、船体が多少大きくなるだけなので低コストである。

>エンジンも現在の護衛艦の30ノット以上という実用上必要ない高速をあきらめて欧州海軍並みの27~28ノットにすればいい。実際にまや級はそれまでのイージス艦や護衛艦よりも最高速度は低く、30ノットを切ると見られている。そうすれば燃費もよくなり、燃料消費も3割程度は削減できるだろう。極端に言えばまや級の胴体をストレッチすればいいだけの話だ。

>この案ならば1隻を建造する場合、既存のイージス艦を2隻造るよりも遥かに安価に上がる。また乗員は既存のイージス艦とさほど変わらないので2隻建造するより遥かに少なくて済む。これは人手不足の海自にとって大きなメリットである。160セル型のイージス戦艦を2隻建造すれば既存のイージス艦4隻分の火力を得られ、4隻建造すれば既存のイージス艦8隻に相当する。

>またこれを1隻あたり2組の乗組員を揃えれば、艦の稼働率は大幅に向上する。少なくともイージス艦3隻と同等の働きはできるだろう。


「イージスシステム搭載艦」の乗員数は110名程度であるならば通常のイージス艦の三分の一程度です。能力は弾道弾や極超音速滑空兵器の迎撃に特化して、通常の「駆逐艦」あるいは水上戦闘艦としての機能は極めて低いものとなるでしょう。


であれば「守る艦から守られる艦」へ、という、いずも級のコンセプトと同じです。当然護衛する艦も必要となり、水上戦闘艦として完結しているイージス艦よりもこの点でも余分に費用と人員が必要となります。

そして搭載ミサイルを増やすにしてもどこからその費用を捻出するのでしょう。SM3は1発40億円ですよ。よほど効率的に予算を使わないと、ランチャーだけ増設して、中身はカラ、という間抜けな状態になるでしょう。

むしろSPY7はキャンセルしてSPY6搭載イージス艦を4隻建造する。そのミサイル搭載をまや級の1.5倍から2倍に増やす。艤装を統一して完全にクルー制にして1艦2クルーを整備する。この方が怪しげな「イージスシステム搭載艦」2隻+まや級の単なる能力向上型4隻よりも費用高い効果が高いのではないでしょうか。

電波法の規制でイージス艦がイージスレーダーに火を入れるのは沖合50海里以上離れてからです。
平時はこれでもいいのですが、いざという時にそれでいいのでしょうか。奇襲攻撃を受けた際は停泊中でもレーダーを稼働させるべく、電波法の規制を変えるべきです。防衛省はこういう法改正を、面倒くさいと嫌がりますが戦時に使えない装備を大ガネ掛けて、装備するだけでは国防は全うできません。ドローンなどに対する電波規制も同様です。




毎度申し上げますが、事項要求は今回始まったわけではありません。第二次安倍政権から始まった概算要求を過小にみせるためのインチキです。
この問題を取り上げてきたのはぼくの知る限り、田岡俊次氏とぼくぐらいです。それは防衛に限りません。

官庁の取材機会を独占している記者クラブはこれまで無視してきました。その方が当局の覚えが良かったのでしょう。それで既成事実が積み重ねられて、モラルハザードを起こした岸田政権はこれを最大限に利用しようしたわけです。
そして今になって慌てて記者クラブメディアが騒ぎ始めました。他者を排除して、このような重大なことを伝えずに、権力に阿ってきた記者クラブの罪は万死に値すると思います。



■本日の市ヶ谷の噂■
防衛医大には国内でも珍しい航空医学、潜水医学の基本となる実験装置(過重力負荷装置、高気圧チャンバー)があるが、長年使える医官がおらず、放置されて故障。修理も滞っている、との噂。

■本日の市ヶ谷の噂■再掲■
陸自の蝶野元希医官は、防衛医大の救急外来蘇生室で看護師といかがわしい行為を行って露見、ところが相手の看護師は即刻退職。部内では有名な事件ながら公表されず、防衛医大は隠匿。その後彼は1等陸佐に昇任。


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