Old good days never back 経済的な凋落を自覚できない国、日本。


「同志国」に防衛装備品提供へ ODA対象外の軍支援に踏み出す方針
https://digital.asahi.com/articles/ASR4564ZSR45UTFK011.html

>政府は5日、外交目的などを共有する「同志国」の軍に防衛装備品などを提供する新たな枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」を導入することを決めた。同志国の安保能力を強化することで、日本にとって望ましい安保環境をつくるのがねらい。これまでの政府の途上国援助(ODA)では対象外だった軍の支援に踏み出す。

 政府中枢の政治家の人たちの頭の中では我が国はまだ80年代のバブル期なのでしょう。経済は下り坂で財政赤字は前の戦争末期以上のレベル。一方アジア諸国の方が所得も上がり始めているし、財政も健全です。
未だに金満日本がお前らに、施ししてやろうなどと夜郎自大もいいところです。

>具体的な支援としては、領海や領空などの警戒監視、テロ対策、海賊対策などを列挙。
提供する物品としては、衛星通信システムや無線システムなどが想定されるという。海外への武器輸出を制限する「防衛装備移転三原則」の枠内で協力するとし、目的外使用や第三国移転がないようにする国際約束も締結する。

>今年度当初予算にはOSA経費として約20億円を計上している。フィリピン、マレーシア、バングラデシュ、フィジーの4カ国を対象候補とし、警戒監視レーダーや警備艇などの提供を想定。今後、各国の状況やニーズなどについて事前調査を行う。

大抵の装備は日本製の方が性能が低くて、高価格です。軍事的な整合性からいえば外国性を購入して与えた方がいい。まあそんな財政的な余裕があればの話ですが。
どうみても低性能で高価格な日本製装備を国の金でばらまいて、防衛産業の懐増やそうという話にしかみえません。それをやっても財政赤字が増えて、メーカーを甘やかすだけで開発能力向上やコスト削減といった競争力向上にはつながらないでしょう。

■本日の市ヶ谷の噂■
20年以上前からエイズにかかっている隊員がいるのは周知の秘密。エイズは知事へ報告しなければならないため、現場の医官が市ヶ谷に相談すると、「聞かなかったことにします。」「報告しないで下さい」と口止め。エイズで死亡隊員は秘密裏処理され記録に残らない。死亡診断書は単なる「重症肺炎」と改竄。国会証言では自衛隊にエイズはいないことになっていますが、嘘です。報告しないのは感染症法違反。これまた隊員のカルテの廃棄の理由、との噂。



Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
陸自新型装甲ドーザーの調達は国産ありきでは
https://japan-indepth.jp/?p=74367

European Security & Defence 誌に以下の記事を寄稿しました。

DSEI Japan 2023: Leonard to Supply JGSDF with Precision-Guided
Vulcano 155mm munitions
https://euro-sd.com/2023/03/news/30537/dsei-japan-2023-leonardo-to-supply-jgsdf-with-precision-guided-vulcano-155-mm-munitions/

DSEI Japan 2023: Japanese MoD Unveils New 5.56mm High-Power Ammunition
https://euro-sd.com/2023/03/news/30540/dsei-japan-2023-japanese-mod-unveils-new-5-56-mm-high-power-ammunition/

JGSDF to Adopt New Body Armour System
https://euro-sd.com/2023/03/news/30280/jgsdf-to-adopt-new-body-armour-system/

JGSDF Goes Back to Drawing Board on Osprey-Deployable ATV
https://euro-sd.com/2023/03/news/30267/jgsdf-goes-back-to-drawing-board-on-osprey-deployable-atv/

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