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東京都知事選では暇空茜氏を推します。




さて東京都知事選投票日が迫ってきました。先週まで二週間、フランス、ドイツに出張していたのですが、都知事選に暇空茜氏が立候補して注目を集めています。

暇空氏とは政治的な方向性は全く違います。例えば安倍元首相に対する評価などは180度違うといってもいいでしょう。ジャニーズ問題でも同様です。ぼくがいうのもなんですが性格的にもクセが強いと思います。

ご存知にようにぼくと暇空氏は同じ人物と訴訟関係にありますが、敵の敵は味方だからというわけで支持するわけでもありません。

彼は住民監査請求を個人で行って成果をだしています。
彼はいわゆる税金を食い物にする「税金チューチュー」と戦ってきました。
いわゆる人権派NPOと都が癒着しているという指摘をしてきました。

税金のムダ遣いを許さない、それについて直接的な行動を起こしているという点ではぼくと同じです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ce6eacb604b35d79f42081fc03fefe763fdeae

「Colabo」の会計不正疑惑を追及しながら、意見の対立する相手とはSNSを飛び越え法廷でもバトル。裁判闘争の支援で集まったカンパは約1億5000万円、現在抱える訴訟は約30件――。

>暇空氏が東京都に対して、情報開示請求の公文書不開示決定の取り消しと精神的苦痛を受けた慰謝料などとして33万円の損害賠償を求めた訴訟だ。

>「Colabo」の会計不正問題を追及していた暇空氏は昨年5月、東京都若年被害女性等支援事業の補助金の交付を受けるため、交付申請書を提出した団体の応募書類を開示するよう都に情報開示請求を行った。都は7月に、「選ばれない団体が批判を受ける恐れがある」などとして不開示決定を通知したが、6月の段階ですでに審査を通過して補助金交付決定を受けた団体名を公表していた。

>裁判で暇空氏は、「不開示決定がされた処分時には団体名が公表されていたのだから、都の判断はおかしい」などと主張。東京地裁は暇空氏の訴えを認め、都に対し、不開示決定の取り消しと1万1000円の支払いを命じた。〉

>徹底的に調べてわかりましたが、東京都の若年被害女性等支援事業とDV交付金、国がやっている困難女性支援法に基づく事業は、他の一般的な公共事業と比べて、明らかに予算の使い方や民間団体への委ね方がおかしいんです。これを白日の下に晒すためにはこの件数が必要でした。ですから、やりすぎとは思っていません。

〈一方で、暇空氏は東京都以外にも“戦線”を広げている。Colabo代表の仁藤夢乃氏や弁護団の弁護士、東京新聞の望月衣塑子記者、Xで激しい応酬を繰り広げている自称大学生などに訴訟等を起こし、逆に訴えられたりもしている。〉

ぼくは日本という国家が傾いたのは国民や企業やNPOまでが国や自治体にたかってきたからだと思っています。コネや政治力で当局と癒着して甘い汁を吸うのは、太陽光発電だけではありません。本来行政がやるべき仕事を肩代わりすると企業やNPOが受注して大きな中抜きをしたり、過剰な利益を得たりしています。ふるさと脱税ことふるさと納税も同じです。
我が国唯一の成長産業は税金を食い物にする「税金チューチュー」です。これはぼくの専門の防衛でも同じです。かつて5,6兆円程度だった防衛費を8兆円近くまで膨らましていますが、うち5千億円は建設国債です。この金額は約1兆円の半分は仲介サイトの手数料、返礼品などで合法的な脱税です。これをやめれば建設国債で防衛費を賄うという「借金軍拡」をする必要がなかったはずです。

70兆円の税収で110兆円の予算を組んで、みんなで税金チューチューして国家の赤字を積み上げているのだから、円の価値は下がります。

本来野党こそが当局のバラマキを批判しなければいけないのに、言っていること、やっていることは与党と同じバラマキで、票を買おうしています。

対して暇空氏は住民監査請求を武器に自らのカネと、カンパを募って裁判を戦っています。
東京都の情報公開ひどいもので、公開した書類はほぼ真っ黒です。小池ゆりこ都知事の情報公開を進めてきたというのは真っ赤な嘘でした。

そのような不透明な行政と暇空氏は戦ってきました。対して野党は、怪しげなNPOや市民団体とグルになってあさり、あるいは単なる揚げ足取りに終始してきました。

そのような小池体制や野党を現実を記者クラブメディアは放置するどころか、積極的に擁護してきました。新聞、テレビ、通信社といった記者クラブ会員メディアは国民の知る権利から権力を守るための防波堤です。

ですから暇空氏の活動を無視したり、ネガティブキャンペーンを行ってきました。

自治体相手の国家賠償請求訴訟で勝訴することは大変稀ですが、暇空氏の勝訴を記者クラブメディアは無視してきました。

逆にコラボを誹謗中傷して書類送検=犯罪者であるかのような報道もありました。
「暇空茜」名乗る男性を書類送検 女性支援Colaboを中傷疑い
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/722515
本来この程度の案件では記事にはならないはずです。

毎日新聞はパトカーの写真を掲載させてまで、犯罪者であるのような印象操作を行いました。
https://getnews.jp/archives/3505137/mainichi0216

そして「自称ジャーナリスト」宮原健太氏の記事。
NHK局内は大混乱…暇空茜氏への「取材メモ流出事件」で、NHK職員たちが対策に苦しんでいる「意外な理由」
https://gendai.media/articles/-/120440?imp=0

>NHKの情報管理体制を揺るがす大事件を引き起こしたのは「暇アノン」だったのか。

冒頭からこれです。暇アノンというは暇空氏のフォローに対する侮蔑的な形容です。これをつかうということは宮原氏ははじめからバイアスがかかっているというです。

ぼくはX(ツイッター)で彼と記者クラブについて議論しましたが、元毎日新聞でフリーランスとなった今でも報道アパルトヘイト組織である記者クラブを擁護していました。
記者クラブOBはこの手合が多いです。非会員を何の法的根拠もなく排除して取材機会を独占している記者クラブのやっていることは人種差別と同じです。それを肯定する人間は世界的にはジャーナリストとは認識されないでしょう。
その記者クラブの異常さが理解できないようです。ですからこういうバイアスがかかった記事を平気で書けるわけです。

衆議院議員会館でのColabo側弁護団の提訴会見を行いました。単なる一民間NPOの会見が議員会館で行われるのは大変奇異です。ですが野党は活動家とぐるになって議員会館で記者会見をよく行います。これは自分たちの活動に「権威」を与えるためでしょう。

しかも暇空氏がどの議員が関わっていたのかと尋ねても教えてもらえなかったそうです。

そのような会見に嬉々として参加する記者クラブメディアは暇空氏が国家賠償請求訴訟で勝訴しても取り上げません。
都の記者クラブは小池知事の会見においてフリーランスが質問しようとしたら、遮り会見を終了させました。まるで小池知事の飼い犬です。これが記者クラブの正体です。

暇空氏が都知事になった場合、記者会見含む取材の場を改革することが必要です。都の記者クラブは解散させ、一定の基準を満たす記者はフリーランスでも会見やレクにいれるという改革が必要です。こうしないとメディアや報道関係者がきちんと都政を監視することはできません。いっそのこと新聞テレビ通信社は会見から出禁にすべきかもしれません。

ともかく、情報公開を通じて何が事実か調べて、税金のムダ遣いや間違った使い方をすることを愚直にやっている人が少ない。まして野党は当てにならない。ですからぼくは暇空茜氏を支持します。


Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748

次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695

次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651


月刊軍事研究4月号に陸自の18式防弾ベストに関する記事を寄稿しました。


軍事研究 2024年 04 月号 [雑誌]

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