先に記した米国民謡「Oh My Darling, Crementain」は、映画「荒野の決闘」(1946年に公開された西部劇であり、ジョン・フォード監督、ヘンリー・フォンダ主演、原題はOh My Darling, Crementain)の主題歌であり、主人公のカウボーイのワイアット・アープが仕事を終え、牧場から去る日、クレメンタインに対し、最後の挨拶の言葉、「ここに留まり、学校で教えるのですか、また、仕事で、いつか、ここに戻る日があるかもしれませんので、その時まで、・・・」

先に記した米国民謡「Oh My Darling, Crementain」は、映画「荒野の決闘」(1946年に公開された西部劇であり、ジョン・フォード監督、ヘンリー・フォンダ主演、原題はOh My Darling, Crementain)の主題歌であり、主人公のカウボーイのワイアット・アープが仕事を終え、牧場から去る日、クレメンタインに対し、最後の挨拶の言葉、「ここに留まり、学校で教えるのですか、また、仕事で、いつか、ここに戻る日があるかもしれませんので、その時まで、・・・」、そして、見つめ合い、クレメンタインの頬にキス、握手をし、「クレメンタイン、あなたの名前は、すばらしい」と告げ、馬で去るシーンが印象的であり、映画は、ふたりの別れで終わっています。
英語の訳し方にもよりますが、「クレメンタイン、あなたの名前は、すばらしい」と訳す場合もあり、「クレメンタイン、あなたの名前が、好きです」と訳す場合もあり、ワイアット・アープは、「クレメンタイン、あなたが、好きです」と言わず、間接的に、伝えたのです。

Oh My Darling, Crementainの歌詞と和訳

In a cavern, in a canyon
excavating for a mine,
Dwelt a miner, forty-niner
and his doughter Clementine.

金脈探して谷間の洞窟
フォーティーナイナー(49年組、桜井注 1949年のゴールドラッシュの意)と娘のクレメンタイン

Oh my darling, oh my darling,
oh my darling, Clementine.
You are lost and gone forever,
dreadful sorry, Clementine.

いとしのクレメンタイン
お前とは二度と会えない
とても悲しいよ クレメンタイン

Light she was and like a fairy
and her shoes were number nine.
Herring boxes without topses,
sandals were for Clementine.

妖精のように輝く彼女
靴のサイズは9番で
ニシンの箱のフタを取れば
それが彼女の靴だった

Drove she ducklings to the water
every morning just at nine,
Hit her foot against a splinter,
fell into the foaming brine.

毎朝9時の彼女の仕事
アヒルを水辺へ連れてった
切り株につま先引っ掛けて
彼女は川へ落っこちた

Ruby lips above the water,
blowing bubbles soft and fine,
Alas for me! I was no swimmer,
so I lost my Clemetine.

赤い唇 水面(みなも)の上に
飛び散るしぶきは優しく清く
何てこったい俺はカナヅチ
沈んでいったクレメンタイン


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