Trovatoreさんの質問「「国民の士気の劣化」は、日本は給料も物価も上がらないのが当たり前というデフレマインドと、政府は破産寸前で増税と歳出削減を当然とする緊縮脳ということですか」への回答 日本社会は、坂の上の光景を夢見て、汗水流して働き、1960年代半ば以降、高度経済成長を遂げ、坂の上から見えた光景は、夢に描いたほどではなく、さらに高い坂を目指す士気が生ぜず、倫理の低下、両者の悪循環の結果、1990年代以降、日本の世界競争力は、世界数位から25-30位に低下、日本文化の崩壊の危機

2023年10月26日 09:26
Trovatoreさんからの質問
「国民の士気の劣化」というのは、日本は給料も物価も上がらないのが当たり前というデフレマインドと、政府は破産寸前で増税と歳出削減を当然とする緊縮脳ということでしょうか。

回答
確かに、そのようなことも含め、日本社会は、戦後、復興、さらに、高い坂の上の光景を夢見て、汗水流して働き、精進し、1960年代半ば以降、高度経済成長を遂げましたが、働き疲れ、坂の上から見えた光景は、夢に描いたほど素晴らしい光景ではなかったため、もちろん、原因はそれだけではなく、世界経済の混乱と開発途上国の経済成長に伴う、世界的追い上げもあり、さらなる高い坂を目指す士気が生ぜず、その結果として、倫理の低下、その両者の相互的悪循環の結果、1990年代以降、日本の世界的競争力は、世界数位から25-30位まで低下してしまいましたが、日本の政治や経済、もっと大きく言えば、日本の文化が劣化する程度ではなく、崩壊の危機に直面しています。


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