岸田政権では、それまで、あまり聞たことのない用語を採用し、政策に新規制やオリジナリティがあるかのように演出していますが、それらはみな、スピーチライターが、各省庁の官僚への聞き取り調査を基に、まとめたのでしょうが、具体的には、「異次元の少子化対策」や「リスキング」など、従来政策のリネームにすぎず、後者は、re-skiil、「再訓練」とか「学び直し」のことです

岸田政権では、それまで、あまり聞たことのない用語を採用し、政策に新規制やオリジナリティがあるかのように演出していますが、それらはみな、スピーチライターが、各省庁の官僚への聞き取り調査を基に、まとめたのでしょうが、具体的には、「異次元の少子化対策」や「リスキング」など、従来政策のリネームにすぎず、後者は、re-skiil、「再訓練」とか「学び直し」のことです。
私のリスキングは、
・東京理科大学から34歳で理学博士の学位を取得したこと、かかった費用は審査料などで計250万円、
・東大大学院総合文化研究科に58-62歳まで社会科学の研究、かかった費用は授業料や交通費などで計250万円(研究成果のまとめは拙著『科学技術社会論序説』(論創社)、博士論文作成)、
・東大大学院人文社会系研究科に63-68歳まで神学の研究(主に、「中世ユダヤ思想の研究」、その他、「比較宗教学」や「宗教社会学」の研究)、かかった費用は交通費などで計250万円(研究成果は、曹洞宗雲水、学会論文誌原著論文作成中)、
です。
私のリスキングには、計750万円かかりましたが、目的は、ひとつの専門分野の知識のみならず、人間として必要な総合力を身につけるためであり、人間に必要なことは、カネをえることだけではなく、いかに世界を把握し、認識し、働き、正しく生きるかですから、計750万円は、頭に描いた仕事をする上に必要なものでした(研究成果は著書37冊。茨城県立図書館には25冊が採用され閲覧可能、日本の主要な大学や研究機関の図書館にも数冊から十数冊が採用され閲覧可能)。社会で、頭に描いたオリジナリティの高い仕事をするためには、自己を高めるための投資をしなければなりません。

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