Trovatoreさんの質問「桜井先生が論文で提唱された「逆ピラミッド論」に基づくと、原子力安全委員会という委員会の飛岡利明という委員が、仮に、原発のステーションブラックアウト対策や防潮堤嵩上げ、フィルタベント、非常用発電機の水密化を提唱していたとしても、全部却下されていたということはないでしょうか」への回答 飛岡さんなどには、技術力がないため、電力会社や原子炉メーカーを説き伏せるだけの総合力(工学理論、欧米の安全規制論、欧米の産業技術論、ASME解釈論、新規制の根拠の論理化と体系化など)なし

質問

2024年4月16日 09:09
Trovatoreさんからの質問
桜井先生が論文で提唱された「逆ピラミッド論」に基づくと、原子力安全委員会という委員会(経済産業省所管かと思っていましたが内閣府の組織でした)の飛岡利明という委員が、仮に、原発のステーションブラックアウト対策や防潮堤嵩上げ、フィルタベント、非常用発電機の水密化を提唱していたとしても、全部却下されていたということはないでしょうか。

回答

当時の原子力安全委員会は、電力会社の「僕」であるだけでなく、原子力行政では、経済産業省資源エネルギー庁原子力安全・保安院の「僕」でもあり、両者の方針に反する提案は、言いにくく、それでも、理にかなった安全対策であれば、具体的に、工学的効果と設置手順を示せば、すべてではないにしろ、実現できた可能性は、あったでしょうが、飛岡さんなどには、技術力がないため、電力会社や原子炉メーカーを説き伏せるだけの総合力(工学理論、欧米の安全規制論、欧米の産業技術論、ASME解釈論、新規制の根拠の論理化と体系化など)が、ありませんでした。

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