本庶佑さん(2018年度ノーベル生理学・医学賞受賞者)は、世界の多くの褒賞を受賞しており、具体的に記せば、・・・

本庶佑さん(2018年度ノーベル生理学・医学賞受賞者)は、世界の多くの褒賞を受賞しており、具体的に記せば、
・第25回野口英世記念医学賞(1981年)、
・昭和56年度朝日賞(1982年)、
・日本学士院賞恩賜賞・日本学士院賞(1996年)、
・文化功労者(2000年)、
・米国科学アカデミー外国人会員(2001年)、
・トムソン「最先端研究領域における活躍する日本の研究者」(2004年)、
・日本学士院会員(2005年)、
・ロベルト・コッホ賞(2012年)、
・文化勲章(2013年)、
・唐奨(Tang Prize)(2014年)、
・ウィリアム・コーリー賞(2014年)、
・日本癌学会 JCA-CHAAO 賞(2014年)、
・Smalley Award(2015年)、
・京都賞(2016年)、
・慶應医学賞(2016年)、
・Fudan-Zhongzhi Science Award in Biomedicine(2016年)、
・日本薬学会創薬科学賞(2016年)、
・Warren Alpert 財団賞(2017年)、
・ノーベル生理学・医学賞(2018年)、
やはり、大学の、さらに、医学・生理学部門の先端性が読み取れる内容であり、原研の研究者の中で、国際的な褒賞を受賞した例は、ゼロか限りなくゼロであり、あっても、八百長的調整の中での原子力分野の学会技術賞や論文賞や政府の下級か中級の褒賞止まりであり、文化功労章や文化勲章などの上級の褒賞は、半世紀の歴史を遡ってもゼロ。
原研の研究者の中で、半世紀間、仁科賞(日本の原子物理学の父的存在の仁科芳雄さんの業績を記念した褒賞であり、素粒子論・核物理・個体物理などの基礎研究分野が対象)の受賞者が、ひとりも出ませんでしたが(米国で研究後、40歳過ぎてから原研関西研のレーザー部門に籍を置いた研究者が一人だけいましたが、それは、原研育ちの原研での研究成果によるものではない)、その背景には、原研設立時、日本物理学会の核物理分野の方針に反し、大学から原研に転職したことに対する見せしめ的処分(正統的分野からの締め出し・絞め殺し)と解釈されていますが、研究実績の中には、仁科賞に相当する研究も複数あり、誰もが不自然に感じ、見せしめ的処分を感じています。

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