私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、さらに、癖を知り尽くすため、「原発反対の理由は何ですか」と質問 AIの回答は的確、指摘事項が事を決めるすべてではなく、あるひとつの側面を語っているだけ、もっと、広い視点から、社会科学的に、自然科学的に、論ずることもできるはず
はじめに
私は、いつものように、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、分かり切ったことですが、意思疎通のため、さらに、癖を知り尽くすため、改めて、そらぞらしくも、「原発反対の理由は何ですか」と質問。
回答
原発反対の理由は多岐にわたりますが、以下にいくつかの主な理由を挙げてみます:
・放射能災害の危険性:原子力発電所では、反応のコントロールに失敗するとチェルノブイリ原発で起きたような爆発事故が発生します。また、原子炉を冷やすことに失敗すれば、福島原発で起きたようなメルトダウン事故も起きてしまいます。
・放射性廃棄物の問題:原発を動かしている限り、さまざまな放射能のごみが大量に発生し続けます。それら放射性廃棄物の中には10万年以上も隔離が必要なものも存在し、このままでは後世にゆだねる「負の遺産」がますます増える一方です。
・核拡散の危険性:原発も原爆も燃料は同じで、「ウラン」または「プルトニウム」です。原発の燃料である「低濃縮ウラン」をつくる作業を繰り返せば、原爆の燃料である「高濃縮ウラン」は容易に手に入ってしまいますし、また原発の使用済み燃料に含まれる「プルトニウム」は再処理工場で取り出すことが可能です。
・労働者の被ばく問題:原発の中では、元請け-中請け-下請け-孫請け-ひ孫請けと何重にも差別された多くの労働者が働いています。そして被ばく全体の95パーセント以上が、「電力会社の社員以外」の人たちの身体で起きています。
・地域の自立や平和をそこなう:原発の立地自治体では、電源三法交付金などにより財政が一時的にうるおうため、これに依存することにより地域の経済的な自立が妨げられます。
・情報の隠ぺいやねつ造などがつきまとう:原発をめぐる産・官・学の特定の関係者の間で「原子力ムラ」と呼ばれる風土が形成され、オープンな議論ができない環境ができあがっています。
以上のような理由から、多くの人々が原発反対の立場を取っています。
なる回答をえました。
感想
AIの回答は的確です。
私も上記の六点については、そのとおりだと思い、否定しませんが、それらが事を決めるすべてではなく、あるひとつの側面を語っているだけであり、世界に存在する約430基の発電炉の継続的維持体制を説明できず、関係者がみなアホだからとか、金儲け主義とかでは、説明できません。
私は、在野で、技術論・安全論の研究をしている研究者であり、特定の商業技術に対し、推進とか反対の立場で研究したり、問題提起しているわけではなく、自身の専門知識を基に、22省庁の発行する『白書』(毎年発行、各専門分野の国内外状況の現状と国際比較)を吟味し、事実関係を論文や著書にまとめているだけで、特定の政党やいかなる組織とも関係のない独立派一匹狼的存在です。
世の中の人が、どのような学歴であり、どのような職歴であり、どのような思想(哲学+宗教=思想)であり、どのような政党と関係であり、どのような組織に所属しているかどうかには関心がなく、価値判断の判断基準にせず、たったひとつの判断基準は、社会科学的に、自然科学的に、正しいか否かだけであり、それに違反する人たちに対しては、肯定的に位置づけないことにしています(訴訟における原告側証人の証言内容は、技術論的には誤りが多く、問題外)。
上記の六点に対し、どのように考え、どのどのように解決するのか、理想的な解決策がないならば、相対的に、どのような選択肢が存在するのかを考察するのが社会科学であり、自然科学です。
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