私は、茨城県から受託した例の零細会社に良い印象と評価を持っておらず、設立過程からすれば、小さな町工場の事務所クラスであり、設立前に一度、営業開始後に一度、うかがったことがあり、初代社長のNさんとは、設立前後とも、長い付き合いで、最近、二代目社長(Nの次男、国立大卒、同大学院修士課程修了、省庁勤務後、二代目社長就任のため退職)になりましたが、二代目社長に、以下のような苦言のメールを送りました
私は、茨城県から受託した例の零細会社に良い印象と評価を持っておらず、設立過程からすれば、小さな町工場の事務所クラスであり、設立前に一度、営業開始後に一度、うかがったことがあり、初代社長のNさんとは、設立前後とも、長い付き合いで、最近、二代目社長(Nの次男、国立大卒、同大学院修士課程修了、省庁勤務後、二代目社長就任のため退職)になりましたが、二代目社長に、以下のような苦言のメールを送りました。
「単刀直入に申しますと、私は、十数年前、Nさんと水戸駅ビル内の喫茶店で会い、相談を受けましたが、その内容は、以下のとおりでした。
N 次男に博士学位を取得させたいので、面倒見てもらえませんか?
桜井 これまでは、Nさんの要請を受け、面倒を見たこともありましたが、いまは、遠ざかっており、専門が、炉物理ならともかく、地盤工学では、的確な判断ができず、さらに、文科省は、最近の四半世紀(当時のこと)、昔と異なり、日本特有の論文博士制度でなく、課程博士制度に一本化しようとしており、大学は、博士課程社会人コースを設け、その制度を利用し、年に、数回通う程度で、職場での研究が認められ、授業料を払い、三年間で、総額300万円(授業料+交通費+学位審査料+諸雑費)で、取得できますから、確実で、早いのは、出身校の社会人コースを利用することであり、どうしても、そうできないのであれば、再度、お目にかかり、考えましょう。
その後、何の話もなかったため、社会人コースを選択したと思いましたが、CiNiiで確認すると、いまでも博士学位を取得していないようですが、いかがいたしましたか?」
二代目社長からは、無礼にも、返信がありませんでしたが、Nさんには、長い間、協力してきており、Nさんも、二代目社長には、何らかの情報を伝えてあると思いますが、二代目社長のように社会の礼儀と秩序を守れないような人が、会社をレベルアップ化し、的確な会社運営と人材育成ができるはずがないと痛感しました。
たとえ、わずかでも、世話になった人には、礼を尽くすものです。
その零細会社が、茨城県に提出した解説的記載を除く実質わずか数ページの「評価報告書」を吟味し、二代目社長の名はありませんでしたが、原研退職者など数名からなる泥縄方式の委員会を設け、勉強のため、原電の説明を聞き、質疑応答を経て、独自の調査と技術分析をしてまとめたのでしょうが、素人報告書のレベルであり、深く失望。
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