研究ノート AIの特性(癖)を把握するため、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員であるにもかかわらず、改めて、AIに、「浜岡サイトの津波高さの評価について教えてください」と質問 私は、最初の津波高さ21.3 mの時、中部電力に聞き取り調査を実施し、「21.3 mを超える確率はどのくらいですか」と、それに対し、「日本原子力学会が定めた標準津波評価法に拠れば、10Λ-5以下」と、しかし、その後、22.5 m、22.7 m、25.2 mとなり、評価法に疑問を感じました

質問

AIの特性(癖)を把握するため、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員であるにもかかわらず、事実関係の再確認のため、改めて、AIに、「浜岡サイトの津波高さの評価について教えてください」と質問。

回答

浜岡原子力発電所の津波評価については、以下の情報があります:
2022年4月20日の原子力規制委員会の審査会合で、中部電力は浜岡原子力発電所の津波評価に関する新たな評価を示しました
前回の審査会合(2021年12月17日)では、津波高を算出するための条件として最も影響が大きいすべり量とライズタイムの値を厳しく設定し、敷地前面での津波の最高水位を海抜22.5mと評価しました
その後、1,000通り以上の追加検証を行った結果、敷地前面での津波の最高水位は海抜22.7mとなりました
さらに、2024年3月14日には、南海トラフ地震が発生した場合の最大22.7メートルという従来の想定を改め、南海トラフと海底地滑りが連続発生した場合はさらに2.5メートル高くなると見積もった。これにより、浜岡原子力発電所で想定される最大規模の津波の高さは25.2メートルになるとの評価結果がまとめられました
これらの評価結果に基づき、浜岡原子力発電所では、防波壁に加え、建屋内浸水防止や、高台への電源設備の設置などの自主的な津波対策を講じています。なお、防波壁は、岩盤の中から立ち上げた鉄筋コンクリート構造の基礎の上に、鋼構造などからなるL型の壁を結合するなど、粘り強い構造としているため、今回提示した防波壁を越えるような津波に対しても倒壊することはなく、敷地への浸水量を抑制できると考えています。このように、中部電力は一日でも早く新規制基準に適合できるよう、審査に真摯に対応していきます

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