速報 福島第一原発第18回目の見学調査報告

福島第一原発の見学調査に当たり、事前に、質問項目を提出しておきましたが、1-3号機の各階ともガンマ線量率が高く(数mSv/h)、作業できる条件ではなく、1号機の最上階の5階の南側の使用済み燃料貯蔵プールの上部には、がれきが高さ数mくらいの大きな山のように堆積し、事故当時のままになっており、今後、撤去作業ができるように、原子炉建屋より一回り大きな建物を建設中(天井附近に作業用大型クレーン設置予定)。
2号機の原子炉格納容器のX-6点検孔には、内部点検用釣り竿型装置が取り付けられており、英国で製造された大型ロボットアームは、まだ、取り付けられる状況ではなく、マスコミ報道では、両者の情報が同時に扱われており、しかも識別できておらず、錯綜しており、私のように、系統的に調査してきた立場でも、分かりにくいと感じているため、一般の視聴者や読者は、雰囲気しか分からないのではないかと心配です。

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