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桜井淳現代論集 4 原発炉心損傷事故発生確率論

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世界の原発の事故・故障や炉心損傷事故発生確率など原発安全論の論文。1
日本の原発の炉心損傷事故発生確率の最新の情報を示します。
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浜岡原発緊急時対策訓練見学・調査

私は、2021年4月26日に開催された2021年度静岡県防災・原子力学術会原子力分科会の会合(zoomリモート会合)において、浜岡原発の緊急時対策訓練とシミュレータを利用した運転員訓練の見学の提案をしました。浜岡原発では、緊急時対策訓練は、年二回実施され、9月の見学機会がありましたが、実際には、コロナウイルス感染者数が多い社会状況であったため、事務局判断にて、延期となり、今回の機会となりました。 南海トラフ地震に直面している浜岡原発では、年間、各種訓練は、700回も開催されて

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東海第二総合防災訓練の見学・調査

私は、2022.3.4 13:30-16:30、原電主催「東海第二総合防災訓練」(本部は免震重要棟2F、本店参加、原子力規制庁職員参加、オフサイト担当者、原子力機構職員見学)を見学・調査しました。 訓練内容は、「完全ブラインド制。シミュレータなし。事故シナリオは、地震発生、RCIC作動するも、配管から蒸気漏れで停止、HPCI作動させるも不調で、水位低下、原子炉圧低下、再び地震発生、SE, GE, 内閣総理大臣緊急事態宣言、低圧注水を試みるも、うまくゆかず、炉心溶融となり、それ

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静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として浜岡原発緊急時対策訓練の見学・調査

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原電東海第二原発制御室と同一の運転員訓練用シミュレータで体験学習と苛酷事故訓練現場の見学・調査

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南海トラフ地震時の浜岡原発の安全評価ポイント

南海トラフ地震については、地震研究者やマスコミの社会対応が良くないため、国民に的確な情報が伝わっておらず、近いうちに発生が予想されるのは、モーメントマグニチュードが、9.0と誤解されています。 政府の防災会議や地震研究推進委員会は、「今後30年間に、モーメントマグニチュードが8.0-9.0の発生確率は、80%」と、しかし、最近になり、表現を変え、より危機感を煽るかのように、「今後40年間に、モーメントマグニチュード8.0-9.0の発生確率は、90%」としました。 それは、正確

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