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ゆげ塾がきっかけで勉強を始めたこと

ゆげ塾の動画をかなり見ています。

●ゆげ塾との出会い
ゆげ先生という方がやっている、池袋で個人で開業している世界史専門の塾です。
もともと、ゆげ塾が出している世界史マンガを気に入って読んでいました。
なので名前だけは知っていました。

中田敦彦の動画で世界史をかなり見ていたからか、youtubeのお勧めでゆげ塾の動画が上がってきて、「そういえば」と思い出してクリックしたのが最初です。

彼がアップしている動画は、授業の様子を10分~30分に小分けしているものです。どうやら、初期はただ単に撮影してアップしているだけのようでしたが、最近は、編集も加えて見やすくなっています。
資料集に出てくる地図やチャート、写真なども適宜動画に挿入されています。


●特徴
世界史を構造で説明してくれます。
断片的に年表をなぞるのではなく、理由や背景を教えてくれます。A→B→Cと順に説明してくれるので、三段落ちで理解できます。

当然、政治・軍事・外交・宗教・文化などの各領域に渡って詳細な説明をしてくれますが、経済に対する踏み込みが強いのが印象に残りました。
いわゆるマルクス史観で歴史を解釈しており、これは本格的に経済学を勉強した人のはずであると確信を持ちました。

●キャリア
なぜこんなに経済に精通しているのか、興味を持ってHPを調べてみました。
やはり、大学と大学院で経済学部を学んでいたことがわかりました。専門は書いてありませんが、おそらく経済史なんだと思います。(その後、専門は経済政策であったことが別の動画でわかりました。)

ちなみに私と同年代。
九州で生まれ育ち、大学まで地元にいて、大学院から東京、今は独立しているというキャリア。なんとなく私に似ています。
学生時代の思い出話もしばしば出てきますが、同じ時代を経ているので、非常に共感できます。

●考えたこと
動画を見ていると、彼が世界史という窓を通じて、現代社会の事象に対して、深い洞察をしていることが分かります。
特に、アジア危機について解説している動画を見て、驚嘆しました。金融で飯を食ってきた私もわかっていないことを、完全に理解して教える知見に驚きました。
過去の歴史上の政治や軍事については彼のほうが良く知っているのは当たり前ですが、現代金融についてまで教えてもらっているようではあきまへん。
彼に比べて、世の中のことが全然わかっていないな、と思いました。

●もっと勉強したい
動画を毎日見ていると、過去勉強したのに忘れている知識が思い出されます。新しい知識も入ってきます。
なぜ世の中はこうなっているんだろ?でもそういうもんか、と深く考えずに来たことがたくさんあります。そんな頭の隙間にさくさくと知識が埋まっていく快感が得られます。

もっと勉強したい、と思うようになりました。
これが、最近経済学を勉強しようとおもったきっかけです。




『人の生涯は、ときに小説に似ている。主題がある。』(竜馬がゆく) 私の人生の主題は、自分の能力を世に問い、評価してもらって社会に貢献することです。 本noteは自分の考えをより多くの人に知ってもらうために書いています。 少しでも皆様のご参考になれば幸いです。